平成26年6月6日(金)午前11時から熱海市東海岸町のお宮緑地にて「お宮緑地・ジャカランダ遊歩道」の完成式典が開催されました。
平成24年より、篤志家の㈱大塚商会名誉会長大塚実氏の支援を受けて整備が進められてきました。
今回の完成式典には、約70名の方の参列をいただきました。
挨拶で齊藤熱海市長は、ジャカランダは、内田元熱海市長と当時のダルジャンカスカイス市長が 熱海梅園で記念植樹をされており、そのうちの1本がお宮緑地に移植され、今では15メートルに成長し両市の友好の証となっている。
市は25本のジャカランダを植栽していたが、大塚実会長より新たに約100本の国内都市部では最大級のジャカランダ遊歩道が完成し、私財を投じて梅園の梅、糸川のあたみ桜に続いて更にジャカランダの整備をおこなっていただいた大塚実会長の並々ならぬ熱海再生に向けた情熱とご厚情に対して熱海市民を代表して心から感謝申し上げると述べ、ジャカランダは熱海3大花木の一つ、熱海再生のシンボルとして育てていくことと約束すると話しました。
大塚会長は、「私も熱海の花に関しては7年がかりでやってきたがこれをもって私の目標は達成したので中止する」「梅・あたみ桜・ジャカランダ、そして糸川のブーゲンビリアと日本でこれだけ花があるのはここだけ。皆さんが力を合わせて観光地熱海をナンバーワンにして欲しい。」と呼びかけ熱海市に対しての思いを語りました。
ジョゼ・デ・フレイタス・フェラース駐日ポルトガル大使は、「このジャカランダ遊歩道の完成を契機にこれからの友好に繋がることを心から祈っている。ポルトガルと日本のあらゆる分野での協力を深めていきたい。カスカイス市と熱海市の関係も観光をはじめ、あらゆる分野での協力を深めあっていけたらと思う」と祝辞を寄せました。
テープカットは、齊藤市長、大塚会長、フェラース駐日ポルトガル大使、髙橋市議会議長、脚本家の橋田壽賀子さんと共に私も参加させていただきました。
大塚実会長には、7年前、まだ私も市議だった当時、大塚商会の直営する熱海市内のホテルニューさがみや星野支配人から連絡をいただいて、はじめての齊藤市長と大塚商会大塚実会長の会談が実現したことを思い出します。
大塚商会は、昭和36年の創業以来一貫して、国内最大級のソリューション・プロバイダに成長し現在は東証一部上場企業として君臨されています。
当時、市内でホテルを直営されていることもあり齊藤市長を是非表敬訪問し励ましたいという大塚会長の意向で話が進みました。
大塚会長は数々の社会貢献・環境保全への取り組みをされており、是非熱海市にも貢献したいという想いを齊藤市長に伝えてくださいました。
大塚会長は世界各国を見て観光面もですがあらゆる視点で研究されおり、著書にも記されています。
当時の画像の一枚があり掲載しますが、当時齊藤市長は大塚会長の突然の訪問を大変歓迎し、少ない時間でしたがいろいろな情報を交わし、これを契機に7年の整備がスタートしました。
本当にあっという間の7年でした。このお宮緑地ジャカランダ遊歩歩道が多くの観光客で賑わう遊歩道となるように私も微力ですが会長の想いに添えるように努めていきます。
大塚実会長には心から御礼を申し上げたいと思います。