平成25年11月29日(金)午後2よりJR静岡駅前のホテルプリヴェ静岡ステーションにおいて静岡県教職員組合主催の『子どもたちのために豊かな教育環境の実現を求める要請行動』が行われ、民主党・ふじのくに県議団の一員として参加させていただきました。
過日、静岡県教職員組合と連合静岡及び推薦議員等の街頭署名活動が行われ、今回私は残念ながら県議会海外調査団の視察と重なったため参加は叶いませんでした。
トータル256,105筆もの署名が集まり、開会後、参加者代表挨拶として連合静岡の池冨会長、県議市議町議を代表して静岡県議会民主党・ふじのくに県議団の池谷晴一幹事長が挨拶致しました。
そして、静岡県教職員組合鈴木委員長より静岡県経営管理部土屋部長へ署名が提出されました。
この要請行動の趣旨は、「今日の教育において必要なことは、自ら考え判断する力や創造力の育成といった「生きる力」を育むことを中心にして推進するとともに、学校・家庭・地域が一体となり社会全体で子どもたちを育てることです。そのためには、学校教育のあり方を考え、家庭や地域との連携を深め真摯に努力を重ねていくことが大切です。
しかし、すべての子どもたちに「生きる力」を育むような学習を保証するための教育環境が十分整備されていません。子どもたち一人一人の個性や発達段階に柔軟に対応できるような教育環境の整備は喫緊の課題です。
静岡県教職員組合は、21世紀を生きる子どもたちのために、豊かな教育環境の実現をもとめ、様々な運動に取り組んでいるところです。本要請行動は、その運動の一環であり、保護者・教職員・議員・連合静岡の方々より県に対して要請することを通して、教育環境をより一層の充実を図ることを目的としています。」
今回、この要請を通じ、静岡県議会12月定例会において代表質問を行う予定の私は、財務省が平成26年度以降、小中学校の教職員を14,000人削減するという方針を打ち出していることに対し、この代表質問で関連した質問を行おうと思っています。
教職員組合や連合静岡の行った署名活動では、子どもたち一人ひとりの多様な学びに柔軟に対応できるような教育環境を求める県民の声が、本年度で25万、累計で286万を超える大きなものとなっています。
教育は、人です。教員一人ひとりが子どもと向き合って、しっかりときめ細かな指導ができる環境でなくてはなりません。教員の多忙化が言われて久しい中、教員に対する人的な支援が求められています。