いよいよ新東名高速道路が県内全面開通します。
今回の開通区間は御殿場JCT~三ヶ日JCT間の約162㎞、高速道路史上最長!
一度に162㎞もの高速道路が開通することは、日本の高速道路開通史上最長だそうです。
今回の開通後、2014年度には浜松いなさJCT~豊田東JCTの約53㎞が開通し、最終的には、2020年度の伊勢原北IC~御殿場JCT間の開通で、海老名南JCT~豊田東JCT間の全長254㎞の高速道路になる予定です。
渋滞緩和
今回の開通で、静岡県内の渋滞がほぼ解消!
現在の東名は、交通量が交通容量を大きく上回っており、交通集中による渋滞が多く発生しています。新東名の整備により、現在、東名を利用している交通が新東名に転換・分散し、各々の路線に見合った交通容量となり、渋滞が緩和し、高速性・定時性が確保されます。
環境にも優しく
渋滞緩和はCO2の削減にも大きく貢献します。
また、新東名は、東名と比べてカーブも坂道もゆるやかなことが構造上の大きな特徴。つまり、直線に近い道路であり、運転時により安全で快適、さらにエコな走行が可能となっています。
最先端の機能も
PA・SAなどヘリポートの機能を備え、いざという時の防災機能が充実していることはご存知でしょうが、新東名では、2㎞間隔で路側に設置したカメラで、道路前方の状況を撮影・解析し、ITSスポット(DSRC)に対応したカーナビや路側に設置した簡易情報板を通じて、「迅速かつ的確な道路情報提供」を行います。
また、車両の進行方向を照らす新たなトンネル照明(プロビーム照明)を採用し、視認性を向上させています。
※ITSスポット(DSRC)とは、無線通信技術を活用して、人と車と道路を情報で結び、より安全で快適な道路交通を目指すシステムです。