富士宮市の平成24年度予算要望のヒアリングを9月2日(月)に行いました。
富士宮市においては、富士山山体も含めて6件の構成遺産が選定され、登録に向けた環境整備が急務ということで要望書が出されている。
なかでも、もっと注目度が高い「白糸の滝」については、現状のまま登録審査に入ることに対して、いくつかの課題が残されていることから、その解消を目的とし、今回、民主党・ふじのくに県議団の議員と県市の職員が現地視察を行いました。
平成24年春には、世界遺産登録に向けた調査団が来るということですが、滝壺周辺の古くからご商売をされている二つの店舗の位置などの問題があり、移転に向けた交渉が行われているようで、世界文化遺産登録の構成資産にするためには、この店舗の移店が一つの必須要件との事です。
また、3月に発生した地震の被害も大きく、白糸の滝周辺が陥没や落石等の被害を受け、安全対策についても対策が必要とされているようでした。
いずれにしても、魅力ある施設には違いはなく、登録に向けての国・県・市の協力が求められています。