ここ数日は災害対策と伊豆半島と熱海市の状況を確認しながら、県の対策について更に検討を行う作業を進めています。
また、許される時間の中ですが、地域の皆さまの声をできるだけ多く聞きに伺っています。
桜も満開のシーズンで、本来ならば多くのお客さまをお迎えする本市ですが、まだまだ被災地のみなさのことを思えば観光ムードにはなれない状況なのかもしれません。しかし、自粛ばかりでは被災地の支援どころか、被災していない地域の二次的被害が生じてしまい、実際我がまちの基幹産業の観光産業は大打撃を受けている状況です。
県は中小企業への緊急災害対策融資制度の拡充や義援金付きの観光誘客などの観光政策に取り組んでいますが、まだまだ不十分で、今後2弾3弾の追加政策を進めていかなくてはなりません。市も県の融資の利子補給(利子の一部または全部に相当する金額を給付すること)などをして更に利用しやすくしています。
しかし、ゴールデンウィークを控え、ホテル・旅館等の予約状況はまだまだ厳しく、今後はJR新幹線駅もある熱海の観光の安全で安心な部分についてのPRも更に十分に進めていかなくてはなりません。また、被災者の受け入れを進めていますが、その他の被災地支援として、風評被害に遭われている安全と検査結果が出ている食産物などを積極的に使用するなどの支援も必要ではないかと思います。
14日は初島に渡り、新藤区長さんから地震時の状況や島の観光状況などを聞かせていただき、初島小中学校にも立ち寄らせていただき、沓間校長先生から子どもたちの状況を伺いました。
今後も地震と観光の影響についての皆様のご意見等を伺って参りますので宜しくお願い致します。
さて、統一地方選挙も後半戦に移り、4月17日からは熱海市では市議会議員選挙が告示されます。投開票は24日(日)です。市内にはポスター掲示板が設置されはじめています。