伊豆山の路線バスと初島航路の公共交通について12月9日本会議で質問を致しましたので議事録載せます。
【橋本一実議員質問】
路線バス事業者より、伊豆山の3路線について単独での継続維持が困難であると申し出があり、6日に地域交通会議が開かれたようですが、この件につきましては、バス路線伊豆山線・七尾線・湯河原線について、市民から心配する声が聞かれますが、状況についての説明を求めます。
初島航路についてお聞きします。初島航路においても新型コロナの影響により乗船者数の著しい減少、また燃料の高騰や船舶の老朽化に対する修繕も必要であり、厳しい運営状況と聞いております。離島航路として、初島区地域住民と観光客の利便性向上や将来に向けての協議が必要ではないかと思います。そこで、船舶事業者等を地域交通抗議会の構成員に加えることはできないか、もしくは、熱海市・初島区地域住民・運輸局関係者・船舶事業者・船舶事業者労働組合などを構成員とする法定協議会の設立の可能性についてお聞きします。
【熱海市観光建設部長答弁】
はじめに熱海市地域公共交通会議の結果についてご答弁申し上げます。 熱海駅・伊豆山線、熱海駅・湯河原線及び熱海駅・七尾団地線につきましては、運行事業者より、静岡県生活交通確保対策協議会に単独継続困難の申出がなされたことから、12月6日に熱海市地域公共交通会議を開催し当該路線の対応について協議を行いました。会議結果といたしましては、当該路線は地域住民の生活交通として維持するものと判断をいたしております。なお、会議結果につきましては、静岡県生活交通確保対策協議会に報告し、今後は維持に向けて調整を行ってまいります。
次に、初島航路の運航事業者からの要望への対応についてですが、議員ご案内のとおり熱海・初島航路は島民の生活交通として必要不可欠なものであることは認識しております。担当部局内での考えではございますが、地域交通の維持・活性化に向けた地域公共交通計画策定の必要性を認識しております。なお、計画策定にあたっては、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律に規定する協議会の設立が必要となり、初島航路の関係団体も構成し初島航路を含め多様な公共交通を対象にしていく必要があるものと認識しております。