橋本かずみ活動ブログ

本日、齊藤栄熱海市長に令和5年度の予算要請を行いました。

本日、齊藤栄熱海市長に令和5年度の予算要請を行いました。
内容は下記の通りです。

【令和5年度予算編成に関る要請】

令和3年7月3日に発生した伊豆山土石流災による災害の被災者救援と被災地の復旧・復興と新型コロナウイルスの影響が未だ甚大なこと、加えて世界情勢の緊迫化、原油価格の高騰、急激な円安の進行等から、観光業を基幹産業とする本市において、今後予断を許さない厳しい状況であると認識するとともに、各市町の財政力による地域間格差について特に注視し、市民のくらしについて、健康・福祉・教育・文化等の各面の施策の充実と共に観光産業への施策の取組みを更に進め、伊豆山地域の復旧・復興と新型コロナウイルスの諸問題を克服し、明日の熱海を切り拓く必要があると考える。
地方自治体は、住民の真の要求を真摯に受け止め、施策を行うことが基本。すでに深刻な様相を示しつつある少子高齢化、人口減少の進行を客観的に捉え、雇用の確保とそのための企業の誘致を推進し、市民と観光客の安心・安全な日常を創造すべきことを心から願い、令和5年度予算編成に対し、別紙の通り要請する。
 

2022年12月14日   熱海市民クラブ 橋本 一実

1.観光熱海の再生は、伊豆山土石流災害の復旧・復興(2)
2.市民と観光客に日常の安心・安全を保障する施策の実施を(11)
3.観光再興のため行政組織の強化を(4)
4.地震・津波・土砂崩壊並びに耐震化への積極的な対応を(4)
5.市民こそ主人公の住民自治の原則に立った行政の推進を(3)
6.定住人口の増加、雇用機会増と人材確保につながる施策の展開を(4)
7.豊かなくらしのための福祉施策の充実を(11)
8.学校教育の一層の充実のための施策の実施を(10)
9.公営企業三事業の安定経営のための諸施策を(4)
10.当面する緊急課題(10)

11.その他(5)

以上、11分類、68項目の内容を要請致しました。
 
詳細はこちら

  • 観光熱海の再生は、伊豆山土石流災害の復旧・復興(2)
    • 被災者への救援施策を一層強化するための措置の充実を。
    • 復旧・復興計画を地域住民参加で一日も早く成立させ、推進するための措置を。
  • 市民と観光客に日常の安心・安全を保障する施策の実施を(11)
    • コロナ禍により市民の不安は増大している。市民が気軽に訪れることができる、くらしの相談窓口の早期設置を。また、ソーシャルディスタンスの観点から電話相談の充実とSNS等を活用した相談対応、ビデオコミュニケーション等の活用も検討すること。
    • 多岐に亘り約4時間あたりかかると推測される死亡手続きのワンストップ化の推進を。(姉妹締結都市別府市:おくやみコーナーを先進事例として)
    • コロナ禍により大きなダメージを受けた市内事業者を見分け、更なる適切な支援を。
    • 交通困難地域(バス路線の無い等)の交通対策を行政主導で行い、買い物・医療難民と言われることのないようにし、また、熱海初島間の離島航路における問題解決や支援の検討のための地域交通協議会の設置を
    • 国際観光温泉文化都市の名にふさわしく、街中がきれいで、すべての道等のバリアフリー化し、ポケットパークの設置、歩いて楽しい街とすること。
    • 安全・安心を担保する重要部分として常備・非常備の消防力の強化・整備を行うこと。これには要員の増員による対応が必要。文化施設等の防火体制の強化。
    • 市道・公共用道路等に防犯灯・街灯の不足しているところへその設置と電気料を公費で賄うこと。
    • 熱海市落書きの防止に関する条例に基づき、市内落書き被害の調査、消去について対応すること。
    • 空き家の所在を更に的確に把握し、街づくり・防犯・防災等の対策を含め、一日も早く対応すること。
    • 市営住宅の完全空室棟を早急に取壊し、この用地の利活用を行うこと。
    • 電柱の地中化を進めること。
  • 観光再興のため行政組織の強化を(4)
    • 本市は観光をもって立市している観点から、今以上に観光施策の充実が図れるよう、改めて行政組織の強化を求める。
    • 観光産業の発展に供する宿泊税導入については、関係組織と協議をしっかり行うこと。
    • 熱海海上花火大会のあり方については、観光港埋立地のホテル計画の際に議論となったことを教訓に、本市観光における花火大会の位置付けを明確なものとすること。
    • コロナ禍の状況を見極めつつ、来遊客の市内回遊性を高める施策の推進。
  • 地震・津波・土砂崩壊並びに耐震化への積極的な対応を(4)
    • 市が公表した伊豆山土石流災害の総括及び、今後公表される予定の百条特別委員会の総括、県検証委員会の総括を分析し、その対策の強化を。
    • 土砂崩壊による災害危険区域への積極的対応と未指定区域の解消を図ること。
    • 市民生活・商業活動・観光事業にとって、橋梁の耐震化は急務。この対策を急ぐこと。
    • 自主防災会の活動支援を積極的に行うこと。
  • 市民こそ主人公の住民自治の原則に立った行政の推進を(3)
    • 地域コミュニティの構築を促すための諸施策の実施。
    • 公民館等を地域的に充実し、その活用を地域住民と共に行うこと。
    • 地域住民主体の各種事業を積極的に支援すること。
  • 定住人口の増加、雇用機会増と人材確保につながる施策の展開を(4)
    • 地元就労機会増と人材確保のための各種の支援策を進めること。
    • 転入促進・転出抑制施策の取組強化を。
    • 新幹線停車駅のメリットを活かし、企業等の誘致促進や、通勤者バックアップ等の展開と広報宣伝のさらなる強化を。
    • 熱海市ワーケーション事業において、市内雇用に大きな効果を生み出すように、事業の進捗を分析しながら、更なる優良企業の誘致につながる工夫を凝らすこと。
  • 豊かなくらしのための福祉施策の充実を(11)
    • 高齢者のニーズに応じた福祉の施策を一層充実させること。
    • 各地の敬老会を総括し、さらに地域特性を活かし、参加者と共に運営するような会となるよう助言すること。
    • 市内各地の老人会・女性会・子ども会等へ組織への支援指導による地域福祉の向上のための施策の実施。
    • 特別養護老人ホームへの入所を求める待機者を完全に解消すること。
    • 介護事業のさらなる発展と、訪問診療等を含め、その充実を図れること。
    • 保育園への入園を求める者をすべて入園できるようにすること。
    • すべての子どもの子育てに必要な施策を積極的に進めること。
    • 障がい者支援はさらに積極的に進めること。
    • 学童保育事業の改善と保育を求めるすべての学童の受け入れができるようにすること。
    • 貧困対策を積極的に推し進めること。
    • 特定検診に伴い、人間ドッグ利用者への助成。
  • 学校教育の一層の充実のための施策の実施を(10)
    • 小学校給食費の完全無償化。
    • 学校教職員の多忙化を解消させるため諸施策の充実と実施。
    • 学校図書館の重要性を確認し、この整備を行うこと。
    • 学校の諸施策を教育に支障の無いよう、常に点検整備を行うこと。
    • 教職員の時間外労働を減らし、ゆとりある教育の充実に資すること。
    • 部活動への教員負担の軽減の支援を更に充実すること。
    • 小中学校でのICT積極活用と「ネット危険回避」教育を。
    • 地元の「熱海高校」のさらなる魅力度アップや教育環境向上のための支援。
    • 郷土の歴史・文化・芸術をさらに掘り起こし、郷土の誇りに繋げる教育を。
    • シニア世代の経験や知識、技能を、青少年育成により活かすことの出来る環境や機会づくりを。
  • 公営企業三事業の安定経営のための諸施策を(4)

・水道事業会計の一層の健全化のための県水受水費の削減。

・現存水源の活用拡大と休止水源の再活用の促進。

・下水道供用区域の見直しと供用区域の利用促進。

・熱海のシンボルの温泉施設の老朽化の改善と耐震化の促進。

  • 当面する緊急課題(10)
    • 新型コロナウイルスや物価高騰によるダメージを受けている市内業者の支援を
    • 市民の安全のためにも熱海市交通指導員の報酬見直し及び人員確保を。
    • 上宿町市有地の活用は、市民ホールと郷土資料館を市民の声を真摯に受け、その手法を早期に検討し、着手すること。
    • 特殊詐欺・オレオレ詐欺等の犯罪への対応、市民安全条例の改正又は新たな条例の制定。
    • 熱海市の歴史資料を収集整理し、今日迄の記述に誤りがあれば修正すること。
    • 梅園の通年活用と梅の木の保護育成の施策を進めること。
    • 熱海で生まれ育った子どもが市外に出ず、くらしと住まいが出来る施策を行うこと。
    • 各種補助金のすべてを、基本から検討し、市民に公開すること。
    • 主要体育館の猛暑対策としてスポットクーラーの設置。
    • 河川清掃における関係町内会の負担を無くし、直営業者への委託(県)。
  • その他(5)
    • 市職員の時間外労働の制約による働きやすい職場環境の充実。
    • 旧梅園荘の解体及び、土地の有効活用を。
    • 地球温暖化防止に関わる実効性のある施策の充実。
    • プラスチックごみ減量の観点から、指定ゴミ袋に10リットルを加え、レジ袋に活用の検討を。
    • 今日の複雑多岐にわたる地方自治体における議員の政策提言力・資質向上に資する為の財政措置を。

 

                                  以上

 

橋本かずみプロフィール

橋本一実(はしもと・かずみ)
1964年(昭和39年)10月20日生まれ、58歳
家族:母、妻、1男2女
住所:静岡県熱海市清水町5-17
●静岡県立熱海高校卒業(1982年度卒)
●株式会社東海プランニング代表
●熱海市交通指導員(2002年~)
●熱海市バドミントン協会会長(2008年~)
●熱海高校同窓会みどり会会長(2017年~)
●熱海ワイズメンズクラブ会員(1998年~)
●熱海コンパニオン協会会長(2018年~)
●熱海コミカレねっとわーく会長(2020年~)
【公職・政治歴】
●2002年9月:熱海市議会議員初当選
●2003年4月:熱海市議会議員再選
●2007年4月:熱海市議会議員3選
●2010年10月:静岡県議会議員初当選
●2011年4月:静岡県議会議員再選
●2014年5月:静岡県議会厚生委員長
●2015年6月:衆議院議員秘書
●2019年4月:熱海市議会議員4選
●2020年6月:熱海市議会第83代副議長

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