令和元年熱海市議会6月定例会本会議3日目(6月21日)に質問登壇いたしました。
詳細な内容につきましては一部掲載し、その他は追ってご報告いたします。
熱海市議会令和元年6月定例会質問要旨(熱海市民クラブ 橋本一実)
- 議案第47号 工事請負契約の締結について
初島漁港交流広場整備事業休憩施設建築工事のこれまでの経緯について
- 定住人口の増加策について
(1)現在の取り組み成果について
(2)転入促進、転出抑制を図るための若者や子育て世代への優遇策について
- 雇用創出のための企業誘致について
熱海版リゾートオフィス、クリエイターオフィスについて
- 特別養護老人ホームの待機者の解消策について
- 2月定例会の同僚議員の要求について
- 具体的な解消策は
5.熱海国際映画祭について
6.熱海観光港観光施設用地の公募について
7.ナイトクーポンの成果について
■議案第47号 工事請負契約の締結について
初島漁港交流広場整備事業休憩施設建築工事のこれまでの経緯について
初島への来遊客をお迎えする玄関口となる初島漁港交流広場の整備につきましては、昨年の台風12号による被害に係る災害復旧事業を早急に完了し、休憩施設について、令和元年度中の完成を目指し、改めて建築に着手するためとのことですが、前回制限付一般競争入札が不調に終わり、今回の締結に至るまでの経緯について市民に明瞭簡潔な説明を求めます。
< 立見観光建設部次長 答弁 >
私からは、議案第47号工事請負契約の締結に関するご質問にお答えいたします。
平成30年5月、本事業工事の制限付一般競争入札を実施しましたが、本体工事について参加予定事業者より入札がなく、不調となりました。
入札不調の原因は、予定価格と実勢価格との間に大きな開きがあることが考えられ、再入札にあたって、予定価格の増額を検討していた折、7月の台風12号に伴う越波により、当該事業予定地が被災し、災害復旧工事が必要となったことから、やむを得ず事業を延期させていただきました。
また、この台風による建設予定地の被災の教訓から、今回建築する休憩施設は、同様な越波にも強い構造(1階鉄筋コンクリート造、ベタ基礎)に変更。また、埋め立て地の地盤も考慮し、2階部分を軽量の木造に変更する設計の見直しを行い、本年5月に改めて入札を行い、今回の契約について議会の議決を求める運びとなったものです。
【 再質問① 】
当該事業については、昨年度の予算ベースの事業費は2憶4,000万円であり、今回の議案にある契約金額3憶800万円と比べると、6,800万円増加しているが、事業費がこのように増加した要因はどこにあるのか?
< 立見観光建設部次長 答弁 >
主な要因として考えられることは、東京オリンピック・パラリンピックに向けての建設需要増に伴い、全国的に鉄鋼類の鋼材不足による価格の高騰及び人手不足による人件費の増嵩であります。
本年度予算の審議においては、昨年度の入札不調の原因を見据え、実勢価格の動向を視野に予算を認めていただき、先ほどの答弁のとおり設計変更を加えたうえで事業を組み立ててございます。
【 再質問② 】
本事業の今後のスケジュールといつまでに事業は完成するのか。また、来年度のところてん祭りは新しい施設で開催できるのか。
< 立見観光建設部次長 答弁 >
今後の事業実施スケジュールにつきましては、今回上程している議案第47号をお認めいただいたのち、請負契約を締結し、7月中に工事着手、年度内の完成、令和2年4月の供用開始を予定しております。
一部外構工事が残る可能性はあるものの、順調に事業が実施されれば、来年度の初島ところてん祭りは、新しい休憩施設を活用して実施できる見込みでございます。