静岡県内のPM2.5に係る濃度予測情報については、毎朝午前8時までに、その日の予測情報を提供します。
こちらでご確認ください「静岡県微小粒子状物質(PM2.5)予測情報」
PM2.5の現在の県内の状況(直近の1時間値)については、「静岡県大気汚染常時監視システム」ホームページ内で公表しています。
全測定局の速報値(1時間値)は、こちらからご覧下さい。
http://taikikanshi.pref.shizuoka.jp/p3thu24.htm
※微小粒子状物質(PM2.5)の基礎知識
【PM2.5とは?】
粒子径2.5マイクロメートル(1マイクロメートルは、1ミリメートルの1000分の1)以下のものを総称して、「PM2.5」と呼んでいます。
(「PM」とは、粒子状物質(Particle Matter)の略称です。)
この大きさ、髪の毛(約70マイクロメートル)や花粉(スギ:約30マイクロメートル)、黄砂(約4~7マイクロメートル)よりも小さな粒子です。
【PM2.5の発生源】
「人為由来」(人工的に作り出されるもの)と「自然由来」とがあります。
「人為由来」
主に工場からのばい煙、自動車からの排気ガスなどが挙げられます。また、これらを媒介として生成されるオゾン等の光化学物質により、二次的に生成されるものもあります。
「自然由来」
黄砂や火山排出物などが挙げられますが、PM2.5よりも粒子径の大きい物質が多く含まれています。
【PM2.5が人体に与える影響】
粒子径が非常に小さいため、吸い込むと、肺の奥深くにまで入り込み、沈着します。
長期間の吸込で、肺気腫などの呼吸器系・循環器系疾患となるリスクが大きくなることが、疫学調査から明らかとなっています。