平成29年3月16日、工事着工から15年間という歳月がかかりましたが、さくらの名所散策路が遂に完成し、展望広場で開通式が執り行われました。
JR伊豆多賀駅から県立熱海高等学校へと続く全長760メートルの散策路(通学路)を多賀湾が見渡せる桜の観光名所にしようと2002年(平成14年)に工事に着手しました。 しかし、用地買収に難航を極め、工事の中断を余儀なくされました。
当時、私は熱海市議に初当選し、間もないことでしたので鮮明に記憶がよみがえります。
そして、斉藤市長時代に入り、都内の地権者と交渉が折り合い、2014年に工事が再開しました。以前から、斉藤市長は、今年の卒業生に1度でも散策路を利用できるようにとの思いから、散策路の予算を組み、工事を進めてきた。県をはじめ、多くの皆さんのご協力により、無事、約束を果たせる結果となり、この日の開通式典を迎えました。
この散策路には、現在、あたみ桜85本、ヒマラヤザクラ15本、ソメイヨシノ5本が植えられ、新たな熱海の観光名所に期待されます。
熱海高校では、この「さくらの名所散策路」の愛称を校内で公募、この日、熱海高校生から愛称が発表され、「四季の道」に決定。案内看板にも明記されたました。
また、式典では、テープカットに続き、同高生徒も含め、およそ230人が渡り初めを行いました。
散策路完成に伴い、関係各位の皆様に心から感謝申し上げます。