平成26年4月23日、静岡県戦没者戦災死者春季追悼式が静岡護国神社にて執り行われました。
この追悼式は、公益財団法人静霊奉賛会の主催で名誉会長は川勝平太知事が務められています。
知事の式辞では、先の大戦が終わりを告げてから68年の月日が過ぎ、愛する郷土を離れ、ただひたすらに家族の無事を願いながら、戦地で倒れ異郷の地でお亡くなりになられた、県内においても多くのかけがえのない命が失われました。
その最後に思いを馳せる時、言葉にできない悲痛の思いが言葉に込み上げてきます。ここに改めて戦争によりお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
また、ご遺族の皆様におかれましては、戦争で混沌とした中、最愛の肉親を失われた深い悲しみを抱え、あらゆる苦難に耐えながら本県の復興にご尽力賜り、この間の多大なご労苦、ご努力に深く敬意を表する次第です。
今日、戦争を知らない世代が中心となり、この記憶が薄れていこうとしています。今こそ痛ましい過去を振り返り二度と惨禍を繰り返すことの無いよう恒久平和を確立することが私たちの責務であるとともに犠牲となられた方々の御霊を鎮めることと確信しております。
本日この式典に臨み戦争により尊い命を失われた方々への思いを新たに平和で美しい「富国有徳の理想郷ふじのくに」の実現のためにより一層の努力を固くお誓い申し上げます。
とご挨拶があり、続いて追悼の言葉が県議会議長、市町長代表、戦没遺族代表、戦災遺族代表から述べられました。
私たち県会議員や多く時自治体首長や議員が献花を行いました。
戦争によりお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げ、謹んで哀悼の誠を捧げます。