平成23年12月定例議会の総務委員会が14日と15日の両日、審議が行われました。
昨日の危機管理局、出納局、人事委員会及び監査委員会の審議に引き続き、本日15日は経営管理部及び選挙管理委員会関係を審議いたしました。
私からは新汎用電子申請システムのクラウド化に関していくつかの質問をさせていただきました。
この電子申請システムは住民等がインターネットを使って県へ様々な申請・届出を行うことができる「静岡県汎用電子申請システム」というものですが、クラウドサービス方式の新システムへの移行作業が完了し、11月1日から稼働を開始しているということで、平成17年から稼働しているのですが、旧システムは使用機器の老朽化や最新のセキュリティー対策の必要性等から見直しが求められたため、クラウドサービスを利用し、低コストで利便性・安全性の高い新たなシステムを導入し、一層の県民サービス向上とコスト削減を図ったという説明でした。
資料によると旧システムは開発経費が約1億5千万円で運営経費は2~3千万円/年で新システムは総費用が約4,300万円/5か年(860万円/年)で5年間の総経費の比較をみると2億9,300万円が4,300万円と7分の1に縮減さえている。
このことについて、まず関連して過日衆議院のPCがメールによりさいばー攻撃を受けたが、本県の対策はどうか。セキュリティ対策について、利便性向上について、一部で携帯電話での申請が可能になるということだがこの進捗状況、このサービス会社の選定はどう行われたのか、このクラウド化導入より今後の経費節減の見込みについて等を質し、当局から説明を受けました。
採決では、5件の議案が簡易採決されそれぞれ原案の通り可決または同意するものと決定しました。