平成23年8月5日静岡クーポール会館におきまして静岡県教職員組合主催の「豊かな教育を進める首長・議員交流会」が開催されました。
鈴木伸昭委員長から開会のご挨拶があり、来賓の連合静岡吉岡秀規会長と静岡県議会民主党・ふじのくに県議団高田泰久幹事長から開催にあたってお祝いの言葉が述べられました。
本日は静岡県議会において特別委員会が開催されていることもあり、ふじのくに県議団は20名中16名の参加となりましたが、市町の議員の皆さんも大勢参加されました。
議事では赤池書記長から静教組運動の重点と課題の説明があり、新学習指導要領についてなど教育現場の問題点等を改めて認識させていただくことができました。
また、教員免許更新制についてや全国学力・学習状況調査が震災の影響で中止になったことなどの報告もありました。
労働安全衛生法が遵守されているかということについて、千葉県等では既に設置が進んでいる市町単位での安全委員会設置の必要性について説明がありました。
教職員の多忙な勤務実態についても説明があり、改善の必要を強く感じた次第です。
教職員が健康であることが、子供たちにとってゆとりある接し方ができることにつながるわけですので私たち議員もその改善には全力を尽くさなければなりません。
そして、子供たちが抱える問題について重度化・深刻化していること、貧困家庭の増加についても現状の報告がありました。
また、福祉事務所 家庭児童相談室、少年サポートセンターについてはカウンセラー、相談員は成果を示しているが、非常勤によることによって専門性が育っていかない問題もあり、この点についての改善の必要も感じました。