平成23年1月11日(火)静岡市内のホテルにて静岡県トラック協会の新春トップセミナーと賀詞交歓会が開催されました。
第一部のトップセミナーでは立教大学経済学部教授の山口義行氏による『日本経済展望~どうなる今年、そして10年後~』と題してのセミナーが行われました。
「不況がいつ来ると思ったのか?」と切り出した講話は大変興味深く、経営者さんだけではなく私達政治を行うものにとっても大変参考になりました。
2008年9月のリーマンショックや2007年のサブプライムローンを取り上げ、テレビのジャーナリズムの現状などもお聞かせいただきました。
経済・経営に必要なのは「読む力」「つなぐ力」「問う力」であるという。
中国武漢に台湾が大きな工場を建設している背景や、日本とのかかわり、また、次世代自動車(プラグインハイブリッド)についても中国の状況を説明し、エネルギー革命の時代の状況も急速に変わっていることを述べられた。
約90分間の講話でしたが、時間を感じさせず、さすがに大学教授の講話は面白いと感じました。また他にも貴重な成功例などを紹介し、少ない資本であっても成功した経営者に自信を持たせる実例などを含めた素晴らしい講話でした。