平成10年12月30日、今年も残りあと2日となりましたが、昨日は本年最後の街頭活動を小森高正・鎌田武俊熱海市議、松尾光貴幹事とともに行いました。
寒そうに・・着膨れしているのは私だけのようで、私より一つ年下の小森市議、18歳離れている鎌田市議は寒さ知らずです。
今年一年の総括として12月の県・市定例議会の報告を柱として各々マイクを持ちました。
現在の民主党に対する不信感は街頭でも市民の皆さまの相対する言動から失望感を痛切に感じるわけですが、謙虚に受け止めなくてはならない反省点はしっか受け止め、党執行部には一刻も早い改善を求めていきます。
しかし、昨年9月に民主党政権発足から1年4ヶ月が経ち、マスメディアは政権プラス実績よりも政局面ばかりが報じられています。
成果についてもしっかり報告しなくてはなりません。
(周議員の民主号外ニュースより)
教育・子育ての支援分野では、直接家庭を支援する制度がスタートしています。
本年4月からは高校の実質無料化により、公立高校の授業料は無料になり私立高校生にも支援金が支給されています。
6月からは0才から中学校卒業まで月額1万3千円の「子ども手当」が支給されました。
また、生活保護の母子加算が復活、父子家庭にも児童扶養手当の支給が開始されています。
これはこれまで我が国が国による教育・子育てへの支出は先進国最低レベルであり、『貧富の格差』が『教育の格差』に直結し始めていた歪みを是正しようとしたものです。
年金問題では制度による数々の問題が発覚してきましたが、年金特別便で年金記録が回復された人は延べ874万人、年金記録の発見により124万人の年金が増えました。これまで無年金だった人が年金を受け取れるようになったケースも1万件を超えています。
そして、前政権下で進んだ医療崩壊に、政権交代以降、その危機的状況を食い止め質の高い医療サービスを安定的に提供するため、社会保障費2200億円の抑制方針を止め、4月には診療報酬を10年ぶりにプラス改定しました。勤務医の労働条件を改善して負担軽減を図り、救急・産科・小児科・外科等の医療再建にとって大きな第一歩を踏み出しています。
実際に医療・介護分野での就業者は、前年と比べ42万人増、過去最高水準の659万人となっています。
なかなか政権交代の実績が見えず、期待が失望に変わりつつあるという厳しい声も頂きます。
実績はもとより政策の源となる理想を常に発信し続け、まだまだ民主党に政権を託したいと思っていただけるように、この正念場を乗り越えて参ります。