12月5日(日)予定していた公務が変更になり、急遽熱海市の中部地区防災訓練が行われている第一小学校へ向かいました。
日曜日ということで予想を上回る多くの市民の方が参加してくださったということですが、東海地震や神奈川西部地震等、何時来てもおかしくない状況下で、市民の皆さんもそれを知ってかいつもより真剣な訓練の様子にも感じました。
また日曜日ということで子どもさんを連れての訓練参加の方もいましたが、大変ありがたいことです。
各グループに分かれ順番で巡回し、三角巾の使い方や心臓マッサージとAEDの使い方、トリアージについて、緊急時の止血法など、そして「あさがお作戦」について消防団、熱海市医師会、熱海市看護師会、熱海警察署の皆さんによって限られた時間でしたが丁寧に指導していただきました。
特に三角巾の扱い方では普段三角巾てどこにありますか?と聞かれ・・・皆さん絶句でした。なかなか家に三角巾は無いと思いますが、いざという時、タオルや手ぬぐい、止血の際にはビニール手袋がなければレジ袋を使うなど工夫も必要で、いざという時はどんなものでも可能性を探る必要があるのだと思いました。
また、看護師会の皆さんが指導してくれた止血法については、消毒液よりも水で良く洗い流すやりかたや、いざという時はサランラップなどケガ等に役立つということを教えてくださいました。
私たち班が最後に訓練した「あさがお作戦」については熱海署の警備課や生活安全課の幹部署員の方から説明を頂きましたが、熱海市の高齢者を守るために防犯対策について、交通事故対策について、災害対策についての主要3案件についてわかりやすく解説していただきました。
その他にもヤミ金融について、災害伝言ダイヤル「171」について、タンスなどの家具の固定方法等の資料を含めた防犯・アウトドア商品も全員に配布されました。
能登半島沖地震では、被災直後約半数の方が、なにもすることができずにいたというアンケート結果も出ていて、有事の際にいかに気が動転してしまうということがわかります。
いざという時のために、防災訓練には必ず参加して最新の情報と、訓練を再確認しましょう。