市当局より、JR伊豆多賀付近のさくらの名所散策路の用地を確保できそうだという知らせをいただき、
昨日、関係者及び報道に対して説明を行った様子が地元紙に記載されていました。
全川口市長の時代から取り組み始め、話が破断して数年が過ぎ、デッドロックした状態が続いていましたが、ここにきてやっと急に進展し、
土地面積は山林約3万7千400平方メートルで取得価格は約1,900万円。鑑定価格による市の提示額にて取得できたようである。
庁舎問題や子どもたちの中学校の耐震問題、中央保育園建て替えなどで、この時期に1900万円の支出は、適正な判断なのか?
しかし、タイミングを逃せばまた先送りにならないとも限らず、地域やPTAなどの要望も毎年続けて行われていることもあり、妥当といえば妥当かも知れない。
いずれにしても母校である熱海高校の通学路が安全かつ、多賀駅から直通となり通学しやすくなること、
3年間、多賀駅から下って上る通称『三年坂』の苦労をせずに通学できるようになることは嬉しさ半分、何となくさみしい気も卒業生としてはするのですが、
少子化の折、これからの熱海高校の人気が高くなることを願わずにはいられず、
そして、川口前市長が以前、当時の生徒に約束した、この散策路の全線開通が果たされ、かなり遅くなったがその夢が叶う時がやって来たと思うと、
一卒業生、一議員としてもホッとすると同時に大変嬉しく思う。
ちなみに、整備事業は用地買収は市で行い、工事費の3分の1を県が補助し、18年度までに用地買収費4400万円、工事費等2億2700万円など計2億9千300万円の事業費が今まで投じられている。
※画像は平成14年4月桜の散策路整備中の時の様子。