一通のFAXが届いていた。
以前から伺っている方だったが、内容があまりにも切実だったので、
直ぐに生活保護室の担当職員と協議を行った。
このFAXだけだと部分的な判断になってしまうが、今まだの経緯があり詳しく説明していただいた。
年金と恩給暮らしということで、ぎりぎりの生活の中でのやりとり、
なんとかしてあげたいとは思うのですが、そこにも税金を使う生活保護といった手法となると厳しい法的ルールも存在する。
基本的なものは当然なのですが、個人個人の生活の中ではどこを基準に考えるのかは非常に判断しにくく、ケースワーカーも大変だと思う。
80歳を過ぎるお年寄りに
もう少しなんとかならないものかとの複雑な心境になるのですが・・
話を聞いてあげることしかできないときもたくさんある。
この国の老後についての社会整備は年金問題、後期高齢者医療保険、そして生活保護制度など、問題点は山積している。
経済を立て直すことがまずは急務とはいえ、並行して早く対策は取れないものなのか。
今のままでいいわけがない。