本日、午前10時、旧網代小学校をメイン会場とした津波避難訓練が実施されました。
私も、現在、市議会総務福祉教育委員長でもあり、網代には母も居住していますし、友人知人も多いことから参加させて戴きました。
午前10時01分のサイレントともに緊急地震速報等がながれ、現地いた皆さんのスマートフォンが一斉に緊急音を発し出しました。
網代の地区の各地から、旧網代小学校の目指し、避難が開始され、学校で各自点呼、名簿との照合を済ませ、旧小学校の屋上へと避難いたしました。
熱海市全体もそうですが、網代地区もご高齢の方は多く、息を切らして懸命に階段を上られていました。
実際、本当の地震や津波の場合、いつ発災するか分からないわけですので、雨天の場合や夜間の場合なども想定し、いつでも逃げられる(避難できる)準備が大切であると改めて感じました。
閉会式で、萩原防災実行委員長は、「網代では火災は、2016年2月以来ひとつもありません。
これは、常に皆様方の火災に対しての強い心掛けと、そして第4方面隊10分団・11分団の日頃の訓練の賜物だと思っています。
しかし自然災害は自主防災会を中心とし、そして皆さん一人ひとりの意識を高めて、津波てんでんこといって高いところにてんでに逃げてそれが訓練で命を守る事になると思う。
全員で逃げて全員で助かりましょう。」と挨拶した。
また、熱海警察署警備課の斉藤係長さんより、新しい津波避難の標語「さぁスタート」すぐ逃げる
各自が判断で高いところへ逃げる。東日本の教訓で、この事が生死を分ける判断になり非常に重要。
標語「さぁスタート」
「さ」が騒(さわ)がず
「あ」が慌(あわ)てず
「す」すぐ逃げる
「た」高いところに逃げる
「と」遠くに逃げる
「一人でも多くの命を助けることになるので、各自の判断が重要です。」と説明しました。
今日は風もあり、気温の低かったのですが、多くの皆様にこの訓練にご協力いただき、またご参加いただきありがとうございました。