平成22年5月30日夜7時より昭和町起雲閣音楽サロンにおいて「民主党分権型要望・陳情の説明会及び意見交換会」を開催いたしました。
昨夜から普天間の問題で社民党の福島党首が大臣を罷免され、政局に大きな動きがでていて、もしかすると・・国会議員はどなたもこれないかもという心配を抱えていましたが、無事、渡辺周総務副大臣、細野豪志民主党副幹事長、藤本祐司国土交通大臣政務官、土田博和参議院議員の4名の国会衆参議員がそろい、お隣伊東市からも中田次城県議会議員に出席していただきました。
日曜日の夜ということもありましたが、多くの団体の代表者の方や町内会関係、また党員サポーターの皆さんにもご参集いただきました。
今回はいつものような国政報告会ではなく、業界団体やNPO、町内会の皆さんを中心にご参加いただき、民主党が進める、要望陳情の新しい仕組みについての説明を中心にさせていただき、また、観光圏や地デジ、医療福祉と国政状況も含めてお話しする機会といたしました。
まずはじめに民主党熱海支部の野田勉支部長の主催者挨拶のあとすぐに東京に戻らなくてはならない渡辺周副大臣より、皆様に不安と不信感を与えてしまっていることに対してのお詫びの言葉が述べられ、昨年の政権交代からの期待を是非実行できるように務めると挨拶があり、続いて
この要望陳情の新しい仕組みについては細野豪志民主党副幹事長兼組織委員長・企業団体委員長から説明していただきました。この仕組みの目的は
① 政官癒着の排除と利益誘導型政治からの脱却
② 分権型陳情で霞ヶ関詣でを一掃
③ 国の行政刷新と地方行革に寄与
④ 透明性、公平性を確保する陳情処理
効果としては
① 県連組織の政策活動強化と組織の強化
② 議員の政策活動の強化と現場主義による草の根活動の活発化
③ 省政務三役の負担軽減
④ 地方自治体の財政節約
細野副幹事長から資料を基に説明が行なわれました。
続いて、藤本祐司国土交通大臣政務官からは観光圏についての、前政権と現政権の違いなどを含めた話しがされ、税金をなるべく多く掛けずに知恵を使って観光戦略を進めている現状報告も行なわれました。観光庁についても触れ、日本観光を売り込むための「観光立国ナビゲーター」として人気アイドルグループ「嵐」の5人を起用したことを報告、今後、観光庁は2009年に679万人だった訪日外国人旅行者数を2013年までに1500万人に、将来的には3000万人に引き上げる目標を掲げ、中国や韓国など東アジアを最大のターゲットに位置付けアジアで広く活躍し人気のある「嵐」の情報発信力に期待し起用したことなどを話しました。
土田博和参議院議員からは政局にも触れながら、専門分野の医療と福祉について 100歳が全国で4万人に達したことから、今後の医療体制の整備の必要性、安心して子どもを生める施設あずけられる施設が必要、そして安全に育てられる社会が必要である、長泉町を例に少子化対策などを語りました。
また中田県議会議員から地デジの現状についての報告が行われました。