10月12日静岡県の新しい漁業取締船「あまぎ」が完成し、係留地の伊東港いとう漁業組合ホールにおいて竣工式が行われました。
現在、県では漁業秩序の維持及び漁場利用の適正化を図るため、漁業取締船「天龍」、「あまぎ」により、沿岸から沖合域までの広範囲にわたる漁業取り締まりを実施しています。
「あまぎ」については、建造後18年が経過し(平成23年3月現在)、速力の低下等、老朽化が顕著となっていうことから、代船の建造がが行われました。
船型・プロペラ刑状に新技術を導入し高速化が図られている。建造費は473,000千円。
全長約22メートル、総トン数が32トン、乗組員は6人。ドイツ製のエンジン2基を搭載し、最高速力は36・5ノット(約68キロ)とモーターボート級のスピードを誇る。
岩瀬副知事や県職員の皆さんとともに体験乗船させていただきましたが、ものすごくパワフルなエンジンで瞬発力と言うのか、とにかく動きが速い、もちろんスピードも33ノットを体験しましたが、揺れも少なく安定感を感じました。
高感度CCDカメラ監視装置も配備され、これから伊東港を基地に密漁など海の犯罪に目を光らせます。