7月10日、熱海市立第二小学校にて『交通安全リーダーと語る会』が開催されました。
第二小の6年生交通安全リーダー59名と交通安全関係者(熱海警察署員、県交通安全指導員、熱海市危機管理室・都市整備室、地区交通指導員)、及び校長先生と6年生の担任の先生、担当の先生が参加、保護者代表はPTA会長はじめ役員の皆様と6年生の保護者の皆様がご参加されました。
私は今回は地域交通安全指導員として、第二小学校から依頼という形で通知をいただきました。
以前も参加させていただいたことがあり、交通リーダーから見た地域の危険や問題点などを伺うことができる貴重な機会と捉えており、今回は久し振りに、他の公務がなかったこともあり参加させていただきました。
グループに分かれて、事前に調査した通学路の危険な箇所について発表し、手書きの地図やデジカメで撮影した画像を活用し、交通安全対策について話し合いを行いました。
私の担当は、「Dグループ」で2箇所の危険個所を4人づつで説明してくれました。
はじめに私の自宅付近の熱海中央魚市場付近で、この駐車場で小さな子どもたちが遊んでいることがあり、車道も比較的狭く危険度5(10段階)ということでしたが、対策として、小さな子どもたちには、リーダーが声を掛けるということと、近くに小公園があるのでそこをすすめる。
もう一箇所は、交通指導員の山﨑さんの丁度自宅前、、、車は入れない道路なのですが、人とバイクの出入りがあり、カーブになっていることもあり危険。ということで、こちらの対策は、この道をなるべく通らない。バイクも人も右側通行。ボスターをつくり周知する。
ということで、このグループでの説明と意見交換は代表者が、まとめを発表して終わり、続いて、4名のパネリストによる安全対策の提案です。
こちらも、ユニークな感じ、でも実用できそうなものが多く、黄色い縞のランドセルカバーを着けると事故が減るといったものや、これ1年生は着けてますが、例えば各学年の数字とこのリーダーの案の様に目立つ色のカバーを付けることは効果的だとおもいました。
また、次のリーダーは横断歩道をわたる際に設置する黄色い旗をもってわたることを実行したらどうか。というもので、どこかの地域で見掛けたことがありますが、確かに第二小校区ではやっていないかもしれません。
この案には、旗が片方に偏って無くなってしまった場合はどうするのか。という質問があり、みんなで協力してはこぶということでしたが、私もこれには皆さんの手づくりポスターは大人にとって効き目があるので、旗の移動を地域の皆さんに協力するポスターも効き目があるのではないでしょうかと意見を述べさせていただきました。
他にも、月に1度は集団下校をするなどといった案も出されました。
最後に、熱海警察署のお巡りさんから、横断歩道を渡る際は必ず手を揚げて渡ってください。大人になっても続けてくださいとね。と挨拶がありました。
地域の危険な箇所を、このように6年生が意見交換することで、多くの生徒と知識共有ができ、下級生にも良い効果があるのではないかと思います。
この日は、残念なことに市の都市整備課の方の出席が予定されていましたが、台風の対応で欠席となりました。
この貴重な子どもたちの声に是非迅速な対応をしていただければと思います。
私も県の所管については、確認し対応したいと思います。
出席された皆さま、お疲れ様でした。 ありがとうございました。