平成26年5月27日、県議会厚生委員会の委員長に選任されたことから、静岡県自閉症協会総会にお招きいただき、出席させていただきました。
総会は、静岡県葵区鷹匠の県総合研修所もくせい会館にて開催されました。
委員長になり様々な福祉関係、医療関係団体からお声を掛けていただきますが、いかに自分が無知で不勉強だったかを思い知らされます。
自閉症という病気についても、病名は良く耳にするのですが実際どのような病気なのか、どのような症状なのか、地域や社会の中でどのような問題が実際あるのか、短い時間でしたが自分なりに調べてみました。
総会で、碓井宏政会長さんからご挨拶があり、そのなかで経緯の説明がありましたが、発達障害者支援法が施行され県では平成17年に発達障害者支援センターが設置され患者さんやご家族の皆様に対する専門的な相談や助言、または指導をされているということです。
平成25年に支援センターに寄せられた新規相談受付件数は1215件に上り、このうち東部地区が半数を占めているという状況から昨年度常時相談を受けられる体制として東部支援センターが設置され人員についても拡充が図られているところです。
会長さんからは、学びの制度の問題等まだ課題は多いということを教えていただきました。
自閉症、発達障害で苦しんでいる患者さんやご家族の立場に立ち、少しでも環境改善が図られ、地域で安全安心な暮らしが営めるように私も微力ではありますが努めていきたいと考えた次第です。
静岡県自閉症協会の皆さまのご多幸とご健勝を心よりご祈念申し上げます。