本日から静岡県議会2月定例会が始まりました。午前中は全員協議会が開催され、予算の説明が各部局長から行われました。午後1時30分からの本会議では川勝平太知事が登壇し、平成26年度の当初予算案、並びにその他の議案についての概要説明がありました。知事は「富士山を仰ぐこの地に「住んでよし 訪れてよし」「産んでよし 育ててよし」「学んでよし 働いてよし」の日本の理想郷を築くべく、県政運営の基本理念に「富国有徳の理想郷“ふじのくに”づくり」を掲げ、その実現に向けて全力で取り組んでおります。と切り出し、施策の説明を行いました。私達議員も提案された議案を気合いを入れてしっかり審議したいと思います。
また、その後、午後3時からは第36回(今年度第2回)の議員研修会が開催されました。
今回は明治大学政治経済学部講師の廣瀬和彦先生をお招きして「議員・議会活動と政務費」と題した講演が行われました。
私たち議員の活動に不可欠と言える政務活動費について、今までの判例を基に説明をしてくださいました。
政治活動とそれ以外の議員活動、そして私的な活動を大きく分けて整理する必要があるわけですが、今までの政務調査費から政務活動費に変わっても、目的は議員としての活動の成果を求められるということを意識すれば、間違えを起こすこともないということでした。ただ冠婚葬祭、慶弔費は一切認められていません。これなかなか厳しいです。
議員からの質問では、パソコン買った時のポイントは政務費で認められるか、また、PCのプロバイダ等の扱いはどうかについて、ポイントは県職員と同じ扱いにしたら良いということでした。
ちなみに会委員制のサイトの費用も政務費で認められるということと、自らが所属している政党ニュースもOK、図書もや新聞もOK、地図もOKということでした。
後援会の広報も中身が議員活動ならばOKですが、領収が後援会や後援会長名ではダメということでしたのでこの辺りは、やはり会派名の領収書が良いということでした。
少々意外だったのは、視察に行く時に先方へ持っていく土産は常識の範疇ならOKということでした。
もちろん帰りのお土産はダメです。アシカラズです。