前回、次回はバルセロナの中心地にある市場からとご紹介しましたが、この市場は正式な視察場所ではありません。
街の活気などの産業的視点から立ち寄りましたが、日本と違って何となく陽気な雰囲気と言うか明るい感じでしょうか。
さて、バルセロナは地中海沿岸に位置する港湾都市で、カタルーニャ州及びバルセロナ県のいずれにおいても、人口の大半を占める一極集中型都市です。
行政市としては、160万人の人口でスペインで第2位です。
14世紀に建設された城塞を起源とする旧市街と1859年の大拡張計画によって建設された碁盤の目の様に正方形の街区が並ぶ新市街があります。
バルセロナは観光地として世界的にも有名であり、街には建築家アントニ・ガウディの残した建築物が多い。
グエル邸、グエル公園、巨大で今なお未完成のサクラダ・ファミリア教会もあります。
それら作品の多くはアントニ・ガウディの作品群としてユネスコの世界遺産に登録されています。
さて、アントニ・ガウディの作品群のひとつでもあるグエル公園を管轄するバルセロナ市観光局で、市の方からお話を伺いました。
シェールバルセロナという会社で、市のマネージャーをされている方です。
まずはじめに、私たち一行が来る18日前から無料が有料になったということです。
ガウディが集合住宅を作ろうとはじめは開発しが、その狙いはバルセロナのお金持ちを狙って作った。
しかし、お金持ちはガウディのところには誰も来てくれなかった。
結局60件造るつもりだったができたのが1件のみということです。
それが1984年世界遺産からお客増え出した。
市役所は買って2年間考えた。緑地化など。17ヘクタールある。
ユネスコの世界遺産の中で現在も地域の子供が勉強している。学校が敷地内にあるのです。凄い。
2005年500万人が昨年は900万人。2.5%市民利用であとは観光客になった。
警備員も足りない。普通の公園として使えなくなった。ユネスコの世界遺産無料。人数の制限もなく増え続けた。
道路の道端での物売り、泥棒も増え、コントロールできなくなってきた。
バス何百台通る。夜中に壊す人もいる。ユネスコも気になり始めた。地元市民の反対にあった。
地元の交通路の要所になってたので、2011年から市がプロジェクトを組んで始めたのが、18日前からスタート
委員会組織を構成。2つの大きな柱。ユネスコガウディ守り、地元の利便性の確保。
同時に観光に来ていい思い出で帰ってもらいたいから、毎年何百万人も来てグエル公園とその周辺に還元する。
地元住民との話し合い続いている。
約8%を有料に。72に地域がある中で5つの地域が絡んでいる。ユネスコの世界遺産の中に勝手にいじれない。紐を引くくらい。5月に工事始めてその外側だけやっている。30分に400人ぐらいしか入れない。
入場券でコントロール。ネットで7ユーロ現場で8ユーロ
子供に関係するファミリーは10枚のパスを発行し、周りに住んでる人も申請でもらえるようにしている。
ガウディーと関係ある方は別にパス出る。建築家とか学者など。
有料にしてから10日間は来た人たちの8割が有料ゾーンに入った。
900万人が300万になる。
iPhoneなどで中で説明聞ける7カ国語 日本語ある。
50人の雇用に繋がった。
専門家を集めてプログラムをオーガナイズする会社
プライベート企業だが営利企業でなく公的機関を見せる。
一番の客は官庁、大学、専門家等
メインは6人でやってる。100人ぐらいのスタッフ。
会社できて2年。忙しい。
民間よりもプロのオーガナイズが必要というこで2年前に。。
こちらは女性の管理職多い。
サクラダファミリアは財団。
文化財保護と公園管理との違い。
ということで、バルセロナの街を見下ろせるグエル公園の素敵な画像をどうぞ!!