10月5日(土)・6日(日)の両日、湯前神社秋季例大祭が開催されました。
この祭典は、温泉に感謝し、湧出する泉脈が絶えないように、そして熱海温泉がますます繁栄することを祈願する湯前(ゆぜん)神社の秋季に行われるお祭りです。
別名「湯まつり」とも呼ばれています。
5日は宵宮祭・宮神輿・連合神輿渡御が行われ6日は献湯祭と湯祭り絵画コンクール、昔あそび、福あて等企画盛り沢山の行事が開催されました。
今年は、初日天候が少し朝から雨模様といいこともあって神事及び多くの皆様が楽しみにしている湯汲み道中など心配もありましたが、何とか開催することができました。
午後12時30分からJR熱海駅間歇泉前にて神事が行われ、その後は江戸城へお湯を運んだという故事を再現した「湯汲み道中パレード」が行われました。
パレードを先導する熱海笛伶会屋台車に続き、熱海芸妓連、ミス熱海や江戸の将軍家へ献湯した「湯樽」を有志が扮した巫女さんが担ぎ、続いて神輿を守護する裃姿の道中奉行が続きました。
熱海駅を出発し、平和通り商店街を抜け、咲見町、銀座通りを通り、湯前神社へ上るというコースです。
私も裃姿で参加させていただき、記念に芸妓衆の皆さんや湯樽を担いだ巫女さん達、また熱海梅娘の皆さんとも(役徳と羨ましがられそうですが)撮影させていただきました。
さて、夕方からの連合渡御には、湯前神社奉賛会として交通整理をしました。
安全に渡御の誘導ができるように努めましたが、毎年、周囲の状況が変わることもあるので、結構気を使うものです。今年は市役所の改築が始まっていることなどもあり、休憩地点が変更になるなど、また事故等が起きない為に様々な点に気をお配るとともに、熱海警察署の協力もいただきました。
威勢の良い掛け声のもと熱海市内の活気も最高潮、温泉に感謝し、そして熱海温泉がますます繁栄することを祈願しつつ熱い一夜となりました。
宮神輿・連合渡御も事故無くケガ無く全行程を終了致しました。