平成25年7月12日(金)帝国ホテル東京富士の間にて富士山世界遺産登録記念レセプションが開催され出席して参りました。
富士山の世界文化遺産登録を祝し、この日は会場狭しと多くの参加者で賑わい、トップの画像は開会セレモニーの静岡県川勝知事と山梨県横内知事が壇上に立ちました。
主催者あいさつとして認定NPO法人富士山を世界遺産にする国民会議会長の中曽根康弘氏の挨拶があり、続いて山梨県横内正明知事、静岡県川勝平太知事、来賓として内閣総理大臣令夫人安倍昭恵様、前文化庁長官近藤誠一様、富士山本宮浅間大社宮司中村徳彦様の挨拶がありました。
また、会場にはロサンゼルスオリンピック金メダリストの山下泰裕さんや元プロテニスプレーヤーでスポーツキャスターの松岡修造さん、渡辺周衆議院議員もお祝に駆け付けていました。
川勝知事の挨拶では、和歌のしらべを紹介し、霊峰富士の信仰と芸術とが一体となった富士山が見事に集約される。そのことが外国の方々から指摘され、また教育されることが嬉しいのである。これからも富士の名に恥じぬ地域づくり、国づくりをしていかねばなりません。2016年2月1日に保存管理計画を作っていかなければならない。
日本国民の象徴が天皇陛下でありますように、国土のシンボルが富士山であり、ともに神格性が付与されたと存じ上げております。そのようなシンボルとしての富士山に相応しい地域づくりを山梨静岡両県民は力を尽くしてやって参らねばなりません。北は北海道から沖縄に至るまで、我々はふじのくにのアイデンティティ―を内外ともに持って認められているということであります。
富士の国山梨、ふじのくに静岡、これは自ずと名乗っており、誰が言ったというものでなく自ずとなったもの、ただ表記の仕方が私どもはひらがなでふじのくに、山梨県はレベルが高く漢字で富士の国と書きます。全国に色々な富士があるが富士の国を大切にすることが、これからの日本の地域づくりが重要な使命になるというふうに存じまして、ただこれはゴールではなくまさに出発であると力強く挨拶されました。
熱海市からも富士山と末代上人熱海の会の皆さまが参加してくださいました。