4月24日、熱海市新庁舎建設予定地において熱海市第1庁舎・消防庁舎建設工事の安全祈願祭(起工式)が執り行われました。
まず、来宮神社雨宮宮司による神事が行われ、市長、議長、施工業者による鍬入れを行い、参列者の代表者が玉串奉てんを行いました。
来年の4月10日の市政記念日には落成式・市民内覧会が予定され、消防庁舎は4月14日、第1庁舎は5月7日から業務を開始するという。その後は現庁舎解体が予定され、27年の5月には全てが完了予定ということです。
熱海市庁舎建設についてのイメージ図等はこちらをご覧ください。http://www.city.atami.shizuoka.jp/page.php?p_id=746
この庁舎建設地は、明治21年から昭和3年までの40年間、明治天皇の皇太子・明宮嘉仁親王(大正天皇)の避寒のために造営された御用邸でした。熱海は、古来より温泉保養地として著名で幼少期の大正天皇は虚弱であったため、宮内省は天皇のため、当時、天皇の養育主任・曾我祐準が熱海温泉におけるリュウマチ療養の経験に基づいて推挙したことから、熱海に御用邸が造営されることになたということです。当時から温泉が引かれ、馬場もあったと事物に記されていますい。熱海市の文化・歴史的にも大きく市民に影響した拠点であるとともに貴重な場所でもあります。
新庁舎建設にあたり、市民の情報の拠点として、そして、市民の生活をしっかり守る防災の拠点として、市民の期待に応える庁舎になってほしいと思います。