大型の台風12号は、9月3日午前10時前、高知県東部に上陸し、北上しています。
気象庁によると、四国全域と、近畿、中国地方の広い範囲が風速25メートル以上の暴風域に入り、同日夜にかけ、四国と中国・近畿を経て日本海に抜ける見込みとのことです。
北海道近くには活発な前線もあり、同庁は断続的に非常に激しい雨が続くとして、大雨や暴風、高波、高潮に警戒を呼び掛けており、引き続き注意が必要です。
さて、画像は昨日2日、民主党・ふじのくに県議団東部県議団で行っている平成24年度静岡県東部市町予算要望ヒアリングの様子です。
台風が接近しており、警戒態勢の中で心配な状況でしたが、予定通り各市町と関係する土木事務所、農林事務所及び支援局の御協力を頂き開催させていただきました。
2日は長泉町・三島市・清水町・伊豆市の4市町に伺いました。
昨日のブログにも記しましたが、各市町の予算要望の説明を聞かせていただくと、市の取り組みの方向性がわかり、またどのくらい必要な事業であるのか、文書だけではなく、お話の中に表れてきますし、画像を添付していただいたり、地図にて場所の説明を頂くとより現実的に理解することができます。
もちろん、可能な限り現地に行って、視察することが求められるわけですが、時間的な問題や継続案件などもありますので、急を要する箇所についてなどこのヒアリングで確認することも大切です。
ただ、市町も財政難であり、国や県に対して事業の全ての計画実施を求めたり、補助率を高めて欲しい要望が多いこと、長年同じ要望を出され続けても叶っていないものも多く、要望に対しての対応は、県国においても財政的な苦しい問題を抱えていることは事実であり満足のいく回答とはなかなかいかないことが現実です。
自分も市議の時代に、「県は何もやってくれない」という声を市民から伺ったことがありますが、実際県議になりその状況をこのような形で見てみると、港湾や河川、農林、県道拡幅など重要で財源の非常に大きなものばかりではありますが、どちらかというと比較的地味な事業が多いわけで、この辺りの市民県民への周知もさらに必要であると感じました。
あと、特にこの日の要望で感じたことは、特別支援学級の学級編成基準を1学級現在8名の定員を6人学級にしてほしいという要望があり、また、小学校低学年支援充実事業が継続されるよう支援員の配置を引き続き要望する説明も伺い必要性を感じた次第です。