この数日、熱海市の基幹産業を回り、皆さまの声を直接聞かせさせていただきました。
宿泊キャンセルが相次ぎ、ホテル・旅館を一時的に閉館せざるを得ない企業が多く、東北地方大震災で春休み中とはいってもとても観光ムードではないにしても、酷いキャンセル状況でした。
まだ、多くの被災者の行方不明の方の安否を祈りつつ、人命と被災者優先と当然ですが、国・県・市も旅館組合と連絡を取り合い、無償の被災者受け入れの調整をしている。しかし、観光地はこのままでは二次災害という状況になってしまっているのが事実。なかには従業員を既に仕方なく解雇したという話や、パートやアルバイトからやむなくという話を伺いましたが、それでも、まだ、計画停電の計画自体がはっきりしてくれたならば何とか対処できるという要望や、県の緊急融資についてもこの経済不況のなか既に信用保証協会枠の上限に達しているところがほとんどで、小額でも別枠の無担保枠を増やしてほしいという要望も聞かせていただきました。
早速、県経済産業部と東京電力との調整をさせていただいておりますが、速やかな対応がされるように更に努力して参りたいと思います。