伊豆山土石流災害から4年 ー 追悼の祈りを込めて
2021年7月3日、静岡県熱海市伊豆山地区で発生した土石流災害から、昨日で4年が経ちました。あの日、突如として街を襲った土石流によって、28名もの尊い命が奪われ、多くの方々が住み慣れた土地を離れざるを得なくなりました。
災害が起きた当時の衝撃は、今もなお忘れることができません。自然の力の前に、人はどれほど無力であるかを痛感するとともに、人と人とのつながりや支え合いの大切さも、あらためて教えられた日でした。
昨日、2025年7月3日には、被災地・伊豆山で追悼式が執り行われ、遺族や地元住民、関係者が参列し、静かに祈りを捧げました。式では犠牲者一人ひとりの名前が読み上げられ、献花が行われるなど、あらためて多くの方の記憶にその日が刻まれていることを感じました。
復興に向けた道のりはまだ続いていますが、少しずつ地域の絆が再び結び直され、未来への希望が育まれています。被災された方々の痛みに心を寄せながら、私たちにできることを考え、行動し続けていきたいと思います。
犠牲となられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げるとともに、遺されたご家族、地域の皆さまに心からの敬意と哀悼の意を表します。