令和3年9月7日、午前10時より熱海市役所第3庁舎第1会議室において、令和3年9t期定例会第2回議会運営委員会が開催されました。
この9月定例会は、伊豆山土砂災害が甚大な被害となり、市が災害を最優先に対応することができるよう、今定例会は特別に期間を1日限りとして9月15日(水)午前9時30分より開会となります。
当局側の提出案件の審査、議会側からは、市内3団体による「伊豆山土石流災害に関する請願」については、先議がおこなわれる。
前回第1回議会運営委員会において、我々熱海市民クラブが提案した土砂災害に関し、原因究明と伊豆山地区の復興を目的とした「特別委員会」の設置に関しては、日本共産党以外の会派の賛意を得られず、見送られることになった。
しかし、この多くの被災者が、早期の原因究明と復興を求めていることは間違いなく、市が10月中旬に整理して状況報告をするという事にはなっていますが、その事には疑問を持ち、人命救助最優先については一定の理解をするものですが、行政手続きの確認に4カ月もの時間を要するのか。たとえ時間がかかるにしても、国県の調査に必要な情報は、いち早く確認し提供するべきであり、我々議員に提出するべきであると考える。市に対して県の所管の調査や盛り土の分析を求めているわけではなく、今もなお行方不明の方やご親族、被災者全ての方々の心情を察すれば、少しでも早く誠意をもって情報開示することは市として当然のことであるとともに信頼回復にも繋がる。
この日の議会運営委員会では、見送られた特別委員会ではありますが、再度検討し、議会の調査権も有効活用できる体制で請願等の内容についても、その受け皿にしっかりなるよう、当会議に臨む予定でおります。
また、議長案として、請願に対して付帯決議を追加する案が出されましたが、我々はあくまでも、市民に分かり安く、議事録がしっかり残る形として、また責任ある議論の場として、特別委員会の設置を求め続けたいと考えています。
9月定例会の私の質問要旨は下記の通りです。
令和3年9月定例会 橋本一実質問要旨
1.熱海市伊豆山土砂災害について
①市はなぜ避難指示レベル4の発令を躊躇したのか
②齊藤市長から菅総理大臣に直接原因調査を要望されていたが、回答はあったのか
③齊藤市長の被災者・避難者への対応について
④避難者のメンタルサポートについて
⑤盛り土の危険性の認識について
⑥源頭部盛り土付近の太陽光発電施設に関して
⑦住民説明会に関して
2.新型コロナウイルス感染症対策について
妊婦や子ども、0歳児や1歳児の感染に対しての対応について