4月22日、本日は民主党静岡県連常任幹事会が午前9時40分から静岡市内の県連事務所にて開催されました。
冒頭、榛葉賀津也会長から昨日投開票が実施されたミニ統一地方選挙の結果についてのコメントを含めた挨拶があり、早速協議事項の審議に入りました。
常任幹事会後は、静岡県議会原発・総合エネルギー対策議員連盟主催で浜岡原子力発電所の視察が実施され参加いたしました。今回で3回目の浜岡視察です。
今回の視察は、原子力館にて実物大の防波壁模型の説明のあと、現場視察で防波壁及び3号機取水槽、海水系ポンプ防水壁等、緊急時海水取水設備、原子炉建屋大物機器搬入出入口強化扉、4号機原子炉建屋内水密扉等、海抜40メートル(ガスタービン発電機設置工事等)の状況等を視察いたしました。頂いた資料等をもう一度よく見させていただき、しっかり安全対策が講じられているのかどうかを確認したいと思います。
防波壁については、18メートルの高さの部分がほぼ完成し、かさ上げされる4メートル部分が今後造られていくことになる。結構高いと高さは感じましたが、この高さまでの津波が押し寄せて来た時に、圧力に耐えうるのかどうかは専門家でないとわからないとこでもあり、基準よりも高い設定の1000ガルの地震にも耐えられるように造られているとういうことです。今後は地域住民の声もしっかり聞かせていただきながらさらなる安全対策の確認を重ねていかなくてはと思います。
ただ今回残念だったことは、これだけ多くの県民の代表である県議が参加しているのに画像撮影はこの会議室のみ、前回会派の視察の時にOKだったものが今回は撮影禁止という対応には、なぜなのだろうと疑問を感じてしまいました。県民も注視している防波壁及び他の防災対策についても、本来許可し、多くの県民に議員を通じて安全対策の進捗状況を伝えてもらうことも必要なことではないか思と思った次第です。