先日、網代地区の新年会に参加した際、網代地区防潮堤についての完成時期等を聞かれましたので、改めてこの場でご報告いたします。
ちょうど画像も今年の新年に網代地区を回った際に撮影したあものがありましたのでUPします。
この事業は網代地区の津波対策防潮堤の整備で網代漁業会社向かいの国道135号から宮崎地区の既存防潮堤までのの約300メートル。高さはTP(標高=東京湾の平均海面)3.1、メートル。
総事業費は4億円。
設計における想定津波は、神奈川県西部地震(相模湾北西部に発生するM=7.級の地震)による想定津波高T.P3.1m。
平成24年度、つまり今年度でコンクリート部分は全て完成予定です。
ゲートの5ヶ所についても今年度完成予定で、この防潮堤はこれで防潮堤としての機能が開始されるということになります。
ただ、来年度の平成25年度で地震を感知し自動でゲートが閉まるようになる整備が残っており、これが25年度予算計上となっていますので、全て完成というまでにはもう少し時間がかかります。
今年は、6月に静岡県第4次地震被害想定が発表されますが、このことによる見直しも含めて、地域の安全安心をしっかり確保していかなければなりません。
県は市町の防災関連事業を支援する大規模地震対策等総合支援事業費補助金のうち、津波対策関連事業について補助限度額の上限を撤廃する措置を2015年度まで継続する方針です。