市民の方から一通のメールをいただきました。
「前回衆議院選において友達の障害を持つ方と投票に行き
その際“○○投票所”(←メールは実在の投票所名ですが一応伏せます)
椅子も無く靴を脱ぎまた履くのにおうじょうさせられました。」
「椅子が無いのならそのまま土足で選挙が出来るよう会場にブルーシート等敷いて頂けない物か?とも考えました」
「良く考えれば他の会場も階段や段差が有り障害者や老人には可なり負担ですよね!」
「見たところ熱海金城館前の分団の投票所みたいに他も出来ないものでしょうか?」
~中略~「段差等気にしない投票所は出来ないでしょうか?もしそれが可能ならば、もう少し投票率も上昇するかも知れません」 という内容でした。
早速翌日、選挙管理委員会に行き対応を検討していただきましたが、熱海市の地形状、階段の途中に投票所があったり、すぐにバリアフリーへ改善することが難しい箇所も多く、また財政的にも順序が出てくる問題もあり・・・
選挙管理員会は徐々に改善していきたいという旨のお答えをいただき、とりあえず投票所に邪魔にならないように障害をお持ちの方や高齢の方が、腰掛けて靴等が脱いだりはいたり出来るように椅子の設置を要望しました。
車椅子の方の対応については期日前投票で熱海市役所については車椅子でも問題はなく、駐車場目の前です。また、日にちは指定されておりますが、南熱海支所での投票も南在住方は、バリアフリー化されているとは言えスロープがありますので、なんともサポートが必要かもしれません。
障害をお持ちで程度が1級から3級の方や介護保険上の要介護認定が5の方は自宅で不在者投票ができるのですが、この方達はほとんど体が動かない方たちで、車椅子等の方は含まれないということです。
現在、私は選挙の所管である市議会総務教育委員会に所属していますので、3月議会で当局の今後の考えを質してみようと思います。
いずれにしても、障害をお持ちの方にも投票しやすい環境整備は当然のことですのですので、今後考えていかなければならない大きな課題です。