平成26年10月31日(金)午後1時より静岡市葵区にある葵生涯学習センター(アイセル21)にて第25回静岡県精神保健福祉大会が開催され、静岡県議会を代表して参列いたしました。
静岡県議会厚生委員長として、議会を代表して下記の内容の祝辞を述べさせていただきました。
「第25回静岡県精神保健福祉大会」の開催にあたりまして、一言お祝いを申し上げます。
本日は、公益社団法人静岡県精神保健福祉会連合会の会員の皆様ほか、多数の関係者の御参加のもと、本大会が、ここに盛大に開催されますことを心からお祝い申し上げます。
静岡県精神保健福祉会連合会の皆様方には、昭和63年11月の設立以来、26年の永きにわたり、精神保健福祉思想の普及啓発と、精神障害者の社会復帰に多大な御尽力をいただいておりますことに対しまして、心から敬意を表しますとともに、感謝申し上げます。
また、本大会において、永年にわたり精神保健福祉活動の向上に多大な貢献をされました御功績により、栄えある表彰を受けられる皆様に対しまして、心からお祝いを申し上げますとともに、今後とも一層の御活躍を御期待申し上げる次第であります。
さて、近年、複雑かつ急激な社会環境の変化などからストレスが蓄積し、心の健康を脅かされている人が増えてきています。
特に、中高年を中心とした多くの自殺者、いじめ、ひきこもり等の社会問題にみられるように、家庭、学校、職場など、多くの場面においてメンタルヘルスケアを必要とする人が増加してきております。
このように、誰もが精神障害を負う可能性があるため、皆様方におかれましては、今後とも精神的健康の保持・増進の必要性を普及・広報していただきたいと思います。
また、精神障害に対する社会の誤解や偏見は依然として根強いものがあると聞いています。
こうした偏見を取り除き、精神障害のある人の自立と社会参加を促進するためには、皆様の日ごろの活動を積み重ねていくことが大切でありますことから、貴連合会の果たす役割は、非常に大きく、県議会としても支援して参りたいと考えております。
結びにあたりまして、今後の静岡県精神保健福祉会連合会の益々の御発展と、会員の皆様の御健勝を祈念いたしまして、お祝いの挨拶とさせていただきます。
平成26年10月31日
静岡県議会厚生委員長 橋本 一実