議会改善検討委員会が18日、開催されました。
今回の審議内容は、
・本会議での質疑・質問における一問一答方式、対面演壇の導入
・本会議の質疑・質問に対する知事・当局による反問権の導入
・議会事務局の体制強化
・常任委員会における質問方法のあり方
・委員会の質疑・質問時間のあり方
・委員会内のおける議員間の自由討議の実施
・決算・予算審査のあり方
・委員会議事録検索システムの導入
の8項目を集中審議いたしました。
各会派ごとに代表から会派の意見と考え方が述べられました。
この中で概ね全ての会派が一致した意見として、常任委員会における質問方法のあり方については、一問一答方式と分割質問方式の選択制でおこなうことが決められ、関連する委員会の質疑・質問時間のあり方については、公明党議員団より各会派ごとに議員数に応じて概ねの時間を決めるという案が出され、各会派もこの案に賛意を示しましたが、委員長や副委員長に持ち分をどうするかなど一度会派に持ち帰り再度協議する運びとなりました。
また、委員会議事録検索システムについても全ての会派が導入すべきとの考えを示しました。現在静岡県議会は本会議の会議録検索システムは導入されていますが委員会は導入されておらず、冊子を手作業にて調べるといった形がとられていました。
市議時代、熱海市議会でも導入されていた委員会議事録検索システムですが、県議会にはまだ導入させれなく、実はこのことが一番県に移り驚いたことでもあり、また、議会改革の遅れを強く感じつた要因でもありましたので正直導入の方向性が出されホッとしています。
使ったことのある方ならわかると思うのですが、こんな便利なものはありませんし、県民にとっても本会議だけでなく委員会でどのような議論が交わされているのかが詳しくわかるようになります。情報公開には無くてはならないものだと感じています。