平成24年の新しい年が明け、毎年のことですが、できる限り多くの皆様のもとへご挨拶を心がけております。
昨年暮れからというよりは、民主党政権になりチャンスをいただきながら、公約が果たせずに総理が毎年交代する厳しい状況の中で、日々言い訳と説明の繰り返しの現状です。直接厳しい声も多くいただきましたし、どこへ行ってもその空気を感じます。
最近では消費税の議論が大きくなってしまい、更に肩身が狭くなる一方でもあります。
民主党はどこへ行こうとしているのか?何をしようとしているのか?忘れていることがあるのではないか?ならまだしも・・嘘つき、裏切り者、信用できなくなった。こいうい声が次第に大きくなっています。
自分は「政治の信頼を少しでも取り戻すために」市議会議員になり、微力ではあっても夢中で今まで努力してきたつもりです。県議になり更に多くの市民の声を県や国に届けられればと考えていました。政権交代が叶った時には本当にうれしく思い、我が国がこれで政治不信から脱却でき、それこそ救われるとさえ思ったのは正直事実です。
「脱官僚」・「国民の生活が第一」は一体どこへいってしまったのか。
なぜ、民主党がやろうとしていた国民との約束である公約が果たせないのか、衆参捻じれ状態は国民は理解していても、やはりもっとしっかりとした説明をするべき、その責任が果たされていると言えるでしょうか。
政権の中枢だけが理解していても、子供からお年寄りまで理解できる形にもっていくべきだと思うのです。そして、不安や説明不足を丁寧に説明し不安を解消してこそ、今まで野党だった経験を活かすことになるのではないのでしょうか。
「民主党も自民党も変わらない」・・こう言われる私たち民主党地方議員の切なさや辛さを多分今の民主党の国会議員は分からないのかもしれない。そうでも理解しないと、政権担当能力に疑問が生じてしまう。これだけ多くの国会議員がいて死に物狂いで働いて忙しすぎて・・気付かない・・だとしたらやはり私達が教えなければならない。
震災や原発事故など、予期せぬ事態が生じたことはあっても民主党政権になってやぱり良かったと言ってもらえる状態にしなくてはならない。
「橋本(民主党)を応援しても良くならないなら応援しない」と言われることもあった・・