民主党県連の常任幹事会が7日午前9時40分より、JR静岡駅前のホテルアソシアにて開催されました。
菅直人首相が誕生後、初の常任幹事会となり、夏の参院選静岡選挙区(改選数2)についてや、熱海市議会議員補欠選挙に出馬を表明している鎌田武俊さんの公認申請の件も含めて協議が行なわれました。
参議院選挙については現在2人決定している党公認候補の一本化を含めて選挙戦略・戦術を見直すよう、新しい党執行部に要請することを決めました。
現在、選挙区では現職の藤本祐司氏の公認に加え、党本部が静岡県連の反対を押し切って2人目の候補として新人中本奈緒子氏の擁立を決めたのですが、県連は「共倒れ」を危惧し、選挙区は藤本、比例は土田博和と言うことで意思統一の確認を済ませている。2人擁立を主導した小沢幹事長の辞任を受け、牧野聖修県連会長は2、3日中に安住淳新選挙対策委員長に面会し、見直しを求める意向を示しました。
牧野会長は「静岡県は全国の2人区でも最も共倒れの可能性が高い。新執行部は全国調査をして戦略を見直す方針で、その結果にかかっている」とし、党本部の調整により藤本氏に一本化されることへ期待感を示しました。ただ、牧野会長は「中本氏は仲間であり、ここまで来て出るなとは言えない」とも述べ、党本部の裁定で一本化する場合、地方選へのくら替えなどを県連として支援することも示唆しました。また、党本部が藤本氏の選挙資金の支給を止めている問題については、新執行部側から内々に支給するとの回答を得ていることも明らかにしました。
また地方選については9月5日告示、12日投開票の熱海市議会議員補欠選挙について、既に党員として承認いただいている鎌田武俊氏(28)の公認申請が民主党第6総支部渡辺周支部長より行われ、代理の渡辺迅秘書より経緯の説明があり、私も補足で説明をさせていただき、全会一致にて鎌田氏の公認が了承されました。