平成23年9月12日(月)午後6時30分より伊豆山神社において第60回源実朝を偲ぶ仲秋の名月伊豆山歌会が執り行われました。
天候にも恵まれ、幻想的な雰囲気のなかで仲秋の名月にふさわしい、見事な歌が読み上げられました。
『 のぼりきて 月が撒きたる 光はや 海上にいま 道の現る 』 佐佐木 幸綱
『 人の世は 静けかりこそ 伊豆山を 天のひかりに 濡らす月しろ 』 島田 修三
『 大き月 のぼるとき天(そら)は 濡るるなり 走湯山の 梛のこゑも 』 米川 千嘉子
『 月齢の うつくしきとき 集いたり 満ちたるものに 満たされるべく』 永田 紅
実朝の舞も奉奏され、多くの観客を魅了しました。