平成23年7月18日、県内唯一の離島の熱海市初島に於いて伝統ある初木神社例大祭が開催されました。
初島には市議時代からよくところ天祭りには来ていましたが、県議として今回初めて初木神社の例祭にお招きいただき参列させていただきました。
神社本殿で厳かに神事が執り行われ、境内では鹿島踊りの奉納が始まりました。
鹿島踊りは鹿島神宮(茨城県)から始まり、事触れ(神の御宣託を触れ回ること)が起源とされています。
現在は鹿島神宮のほか、相模湾西岸や小田原西部から伊豆地方に伝わっていますが、初島に伝わる鹿島踊りが最も古い姿を伝えているといわれているそうです。
その伝統ある鹿島踊りを見させていただき、「おくだり」と呼ばれ、鹿島踊りを先頭に山車と神輿が境内を出発し、浜に於いて神事が執り行われ、午後は「おのぼり」と呼ばれ鹿島踊りを先頭に戻り始めるという儀式だそうです。
午後は熱海の通称ナナハン岸壁にて「マリンフェスタ」が開催予定で、もう少しゆっくりしたいと思いながらも会場を後に致しました。
鹿島踊りも大きな掛け声で何となく日本の「懐かしさ」というか日本の美的な風情を感じました。