橋本かずみ活動ブログ

浜岡原子力発電所運転停止

※中部電力は13日午前、浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の4号機(113・7万キロ・ワット)の発電を停止したと発表。

◇4月22日浜岡原子力発電所を視察

過日このブログにてご報告致しました浜岡原子力発電所の視察について改めてご報告いたします。
4月22日に民主党・ふじのくに県議団にて浜岡原子力発電所の緊急視察を行いました。

まず、基礎的な関係情報の資料をいただき、人口について地元4市、掛川市117,000人、菊川市48,000人、牧之原市51,000人、御前崎市36,000人、計約10万人で浜岡原子力発電所は御前崎市に位置する。
発電電力量構成は、まず日本は、販売電力量合計は(参考)9,551億kWh(平成21年度推定実績)で、火力などが63%、水力8%、原子力が29%。
中部電力はこのうち、販売電力量合計は(参考)1,228億kWh(平成21年度推定実績)で、火力などが77%、水力9%、原子力が14%。
浜岡原子力発電所の敷地面積は1.6キロ㎡(約50万坪)、中部電力従業員数805人(浜岡原子力発電所733名・浜岡地域事務所72名)、協力会社従業員数2,076人(平成23年4月1日現在)。
浜岡原子力発電所の設備概要は原子炉形式が1号機から4号機までは沸騰水型軽水炉(BWR)、5号機は改良型沸騰水型軽水炉(ABWR)。
電気出力、1号機(※54万kW)、2号機(※84万kW)、3号機(110万kW)、4号機(113.7万kW)、5号機(138万kW)
総電気出力、1・2号機 運転終了(平成21年1月30日)、3号機~5号機361.70万kW
着工 1号機・1971年3月、2号機・1974年3月、3号機・1982年2月、4号機・1989年2月、5号機・1999年3月。
運転開始 1号機・1976年3月、2号機・1978年11月、3号機・1987年8月、4号機・1993年9月、5号機・2005年1月。
現在の状況 1号機・廃止措置中(第1段階)平成21年11月18日~、2号機・廃止措置中(第1段階)平成21年11月18日~、3号機・定期検査中平成22年年11月29日~、4号機・営業運転中平成23年3月2日~、5号機・営業運転中平成23年2月23日~。

この視察において中部電力から頂いた資料によりますと浜岡原子力発電所の耐震安全性については、南海トラフ沿いでは100年から150年程度の間隔でマグニチュード8クラスのプレート間地震が発生しており、地震の発生状況が良く知られているということ。
浜岡原子力発電所は、想定東海地震はもとより、東海・東南海・南海地震の3連動とされる1707年宝永地震や東海・東南海の2連動とされる1854年安政東海地震にさらに余裕を考慮(600ガル)して耐震安全性を確保しているという。
地域の皆様により安心していただけるよう、目標地震動(岩盤上で約1,000ガル)を自主的に設定し、3~5号機に対して耐震裕度向上工事を実施したということ。

また現地にて災害対策用発電機の説明(配備数)1・2号機各2台、3・4号機各2台、5号機各3台(予備)発電所高台3代、予備蓄電池の確保、可動式動力ポンプの確保などの説明と発電所海側(一部側面)に防波壁設置(発電所海側の砂丘背面および側面の一部の高さT.P.12m以上のコンクリート製のもの)の説明がありました。

現地視察後には議員団から限られた時間の中でしたが多くの質問があり、防波壁の強度についてや砂丘の強度とその根拠について、燃料及び使用済み燃料について1000ガルを超える揺れの直撃を受けたらどうなのかなどの質問があった。

橋本かずみプロフィール

橋本一実(はしもと・かずみ)
1964年(昭和39年)10月20日生まれ、58歳
家族:母、妻、1男2女
住所:静岡県熱海市清水町5-17
●静岡県立熱海高校卒業(1982年度卒)
●株式会社東海プランニング代表
●熱海市交通指導員(2002年~)
●熱海市バドミントン協会会長(2008年~)
●熱海高校同窓会みどり会会長(2017年~)
●熱海ワイズメンズクラブ会員(1998年~)
●熱海コンパニオン協会会長(2018年~)
●熱海コミカレねっとわーく会長(2020年~)
【公職・政治歴】
●2002年9月:熱海市議会議員初当選
●2003年4月:熱海市議会議員再選
●2007年4月:熱海市議会議員3選
●2010年10月:静岡県議会議員初当選
●2011年4月:静岡県議会議員再選
●2014年5月:静岡県議会厚生委員長
●2015年6月:衆議院議員秘書
●2019年4月:熱海市議会議員4選
●2020年6月:熱海市議会第83代副議長

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