21日午後1時から熱海市役所6階市長応接室にて、大湯間欠泉前市有地活用に関する要望書が、経済団体及び近隣町内会によって提出されました。
要望書を提出したのは、熱海商工会議所、熱海市観光協会、熱海温泉ホテル旅館組合、熱海温泉組合と近隣町内会。
この日は佐藤元昭議員、村山憲三議員と私も同席させていただきました。
森田金清熱海観光協会長から大湯間欠泉前市有地活用図が添付された要望者が斉藤栄熱海市長に手渡されました。内容は下記の通りです。
熱海市長 斉藤栄様
貴職におかれましては、熱海市政運営へのご尽力に感謝します。
さて、熱海市大湯間欠泉前市有地の観光・防災の為の有効活用のための、陳情は近隣町内会や経済団体から繰り返し行われています。
その後、熱海市当局は関連団体への説明会などを行ってはいますが、熱海市当局が私たちの要望を取り入れた計画が、提示されることはありませんでした。熱海市当局における、審議などの進捗状況の情報発信も十分であるとはいえません。
現在、熱海市当局は等が一の一部を保育園用地とし、一部を観光・防災用地とする折衷案を模索しているとも聞いていますが、その折衷案がそのような案になるかも不明です。
そこで、この度、私たちは当該地の観光・防災拠点としての一案を提示させていただきます。
熱海市当局には、これを素案として近隣町内会や経済団体の要望を取り入れた、計画を進めて頂くようお願いいたします。
1、熱海大湯間欠泉前市有地は観光資源として活用すると共に防災の拠点として使用する事。
2、観光資源として活用方法に関しては観光関係者、 近隣町内会などの意見を取り入れて進めていく事。
3、計画の進捗状況や過程の情報公開を積極的に行う事。
平成21年12月21日
熱海商工会議所会頭 鵜沢精一 熱海観光協会長 森田金清
熱海温泉ホテル旅館協同組合理事長 内田進
熱海温泉組合長 三枝俊雄
要望書を受け取った齊藤市長は「提案いただいた内容についてはどこまでとは言えないが、保育園を中心にしながらも観光の、文化の、熱海のへそとしての位置付け持ったものにしていきたい。」「保育施設は重要だが、観光の側面を上手く入れ込むような形になるよう努力したい」などと応えた。