画像は、3月16日に清水町バス停付近にて街頭活動を行った様子です。
2月市議会定例会の要旨を報告させていただきました。
ここでは本会議の質問と答弁を掲載いたします。
渚地区第4工区の整備について
<橋本一実壇上質問>
次に、渚地区第4工区整備事業についてお聞きします。
熱海港エリアは、昭和56年度から海岸環境整備事業による人工海岸に着手し、「熱海サンビーチ」として人口海水浴場を整備、熱海港コースタルリゾート計画に基づき、渚地区第1工区から第3工区までが整備され、現在第4工区を整備中です。
令和7年度予算では、観光港等建設推進費として、渚地区第4工区整備事業概要設計等業務委託料4,345千円、静穏度調査委託料20,757千円、渚地区第4工区テラス修景委託料11,077千円がそれぞれ計上されています。
まず、第4工区の工事の進捗状況について説明を求めると共に、昨年7月に第1回熱海港湾エリア賑わい創出懇話会が開催され、主な意見として「熱海港湾エリア賑わい創出基本構想(案)」や第4工区の護岸形状について意見が出されたとお聞きしています。
第2回懇話会が昨年11月に開催されています。どのような意見や要望が出ているのでしょうか教えてください。
また、護岸形状はどういう形になるのでしょうか伺います。
〈程谷観光建設部長答弁〉 都市整備課
私からは渚地区第4工区の整備事業について答弁申し上げます。
渚第4工区については令和4年から工事に着手しており、現時点における工事の進捗状況につきましては、埋立工事と護岸下部工事が完成しています。
静岡県熱海土木事務所からは、来年度よりテラス部の工事を進めていくと聞いております。
議員ご案内のとおり、今年度から、熱海港湾エリアの整備に関する今後の方向性や、各施設等の整備に関して意見を伺い、具現化を図ることを目的に、関係団体や地域の代表などから構成される「熱海港湾エリア賑わい創出整備懇話会」を設置し、開催いたしております。第1回は昨年7月に開催し、「熱海港湾エリア賑わい創出基本構想(案)」や渚第4工区の護岸テラス部の形状についてご意見をいただきました。第2回では、これら基本構想(案)、及び護岸テラス部形状について、第1回でいただいた意見を反映したものを示し、意見交換を行った他、現地視察も実施しております。
護岸の形状につきましては、第1回懇話会において複数案を示し、委員の方々より「現在の渚第1工区から第3工区の波型4段形状は幅員が狭く通行が不便であることや、イベント利用などの利便性に欠ける」といったご意見の他、景観については「海から見たデザインが重要、コストが課題にならなければ直線形状とするより波型形状が望ましい。」などの意見をいただきました。
これらの意見を踏まえ、第2回懇話会では、あらたに利便性や景観を考慮した緩やかな波型3段形状を示し、最良案として委員の方々のご理解をいただいたところでございます。
この最良案となった波型3段形状ですが、渚第1工区~第3工区の波型形状を現状より波の曲線を緩くし、また段数を4段から3段にすることにより、景観に配慮しつつ、1段当たりの幅員が大幅に広くなるため、通行性やイベント利用等の利便性が向上されるものと考えております。
(橋本一実再質問①)
初川水門の工期の遅れについてどのような状況かお聞きします。
〈程谷観光建設部長答弁〉
初川水門工事にかかる工期の遅れですが、静岡県熱海土木事務所に確認したところ、初川河口部において当初設計よりも浅い位置に被圧地下水が存在することが判明したと伺っており、このために被圧地下水の噴出を防ぐための対策工事が追加になったことや、水門本体の基礎杭等の長さが長くなることにより、水門工事の完成が令和7年2月から4年間延長し、令和11年2月の完成になる予定と伺っております。
(橋本一実再質問②)
糸川、熱海和田川の水門工事への影響はどうでしょうか。
〈程谷観光建設部長答弁〉
初川、糸川、熱海和田川の3河川の水門工事の整備について、当初スケジュールでは、初川水門完成後、順次、糸川・熱海和田川の水門工事に着手することとなっておりますが、市民生活や観光に与える影響も多いことから、市としても静岡県交通基盤部長に対し、昨年12月に市長より、初川水門の早期完成と糸川及び熱海和田川水門の早期着手の要望を行っております。