橋本かずみ活動ブログ

「明日の熱海」「熱海市民クラブ」の熱海市議会2会派合同で予算要請いたしました。

 

 

令和5年12月26日、「明日の熱海」の金森和道議員と新野陽平議員と共に合同で予算要請のため、齊藤栄熱海市長と面談をおこない、要請書を手渡しました。

内容は下記の通りです。

熱海市長 齊藤 栄 様
令和6年度 予算編成に関る要請

はじめに
本要望は「明日の熱海」「熱海市民クラブ」の熱海市議会2会派
に所属する 3 名の議員が、本年執行の統一地方選をはじめとした
個々の議員活動の中で得られた、市民の皆様からの「切実な声」を
ベースに、各自が問題意識を共有し、生活者の視点に立った、8項
目計43の予算要望・政策提言を取りまとめたものであります。
当初予算の編成に際しては、本市の厳しい財政状況に加え、ロシ
ア・ウクライナ紛争、イスラエル・パレスチナ情勢等に起因した、
エネルギー価格や物価の高騰に影響される部分も多いと思慮されま
すが、伊豆山土石流災害の速やかで着実な復興をはじめ、持続可能
な自主的財政基盤の創設、基幹産業における労働力確保のための
「熱海で働くことに対する、魅力・意識・待遇の向上」策など、民
間とも一体となった施策が強く求められています。
齊藤市長におかれましては、市長が掲げる「熱海 2030 ビジョ
ン」の進展に向け、5期目の市政運営に邁進されているところであ
り、①観光・経済の活性化②教育・福祉の充実③仕事・くらしの変
革― の 2030 ビジョンの三本柱を具現化するべく、各種施策の効果
に大きな期待を寄せているところでありますが、それと同時に、こ
こに記した「市民からの切実な声」を一つでも多く当初予算に反映
していただき、市民の暮らしへの不安が軽減されますよう、心から
要望いたします。
2023 年 12 月 26 日
明日の熱海 金森和道 新野陽平
熱海市民クラブ 橋本一実

1. 重点課題(5)

・ 伊豆山土石流災害の、復旧・復興計画を速やかに実行するための措置を可及的速や
かに実施をする事を要望する。
・ コロナ融資の返済が始まり、原材料やエネルギー価格、また、人件費の高騰等によ
り、「諦め倒産」が増加しないよう市内事業者の二極化に注視しつつ、各事業者にあ
った積極的支援を要望する。
・ 宿泊税導入については、関係組織と協議をしっかり行い、その財源が効果的に、効
率的に使われることに留意し、毎年の成果報告を KPI 等で検証し可視化すること
を要望する。
・ 本市は観光をもって立市している観点から、今以上に観光施策の充実が図れるよう、
新設の DMO を機能させる為、行政組織の強化・連携を求める。
・ タクシー不足対策として、国は来年 4 月から「ライドシェア」を解禁するが、本市で
も速やかな導入に向けた調整を求める。

2. 市民と観光客に日常の安心・安全を保障する施策の実施を(5)

・ 市民と観光客を交通事故から守る対策強化を。
・ 多岐に亘り約 4 時間あたりかかると推測される死亡手続きのワンストップ化の推
進を。(姉妹締結都市別府市:おくやみコーナーを先進事例として)
・ 交通困難地域(バス路線の無い等)の交通対策を行政主導で行い、買い物・医療難
民の解決に努めること。
・ 熱海市落書きの防止に関する条例に基づき、市内落書き被害の調査、消去について
しっかり対応すること。
・ 市営住宅の完全空室棟を早急に取壊し、この用地の利活用を行うこと。
3. 市民こそ主人公の住民自治の原則に立った行政の推進を(2)
・ あらゆる場面における女性の参画拡大とジェンダーにとらわれない労働環境、
ならびにワーク・ライフ・バランスの推進。
・ 地域コミュニティの構築を促すための諸施策の実施しつつ、公民館等を地域的に充
実させるため、その活用を地域住民と共に行うこと。
4. 定住人口の増加、雇用機会増と人材確保につながる施策の展開を(3)
・ 地元就労機会増と人材確保のための各種の支援策を進めること。
・ 中小企業振興基本条例施行のための協議の推進を。
・ 熱海市ワーケーション事業において、市内雇用に大きな効果を生み出すように、事
業の進捗を分析しながら、更なる優良企業の誘致につながる工夫を凝らすこと。
5. 豊かなくらしのための福祉施策の充実を(10)

・ シングルマザー支援策のさらなる強化を。
・ 加齢性難聴者の補聴器購入の補助制度の早期導入。
・ 特別養護老人ホームへの入所を求める待機者を解消すること。
・ 市内各地の老人会・女性会・子ども会等へ組織への支援指導による地域福祉の向上
のための施策の実施。
・ 保育園への入園を求める者をすべて入園できるようにすること。
・ 保育の場で、子どもたちの事故が起きないよう、保育士の処遇改善が必要。国基準
を上回る職員配置とする本市独自の基準の検討を。
・ 障がい者支援をさらに積極的に進めること。
・ 学童保育事業の改善と、希望者の学童の受け入れができるようにすること。
・ 特定検診に伴い、人間ドッグ利用者への助成を拡充すること。
・ 総合福祉センター浴場の早期再開を要望する。
6. 学校教育の一層の充実のための施策の実施を(6)

・ 学校図書館の重要性を確認し、この整備を行うこと。
・ 教職員の時間外労働を減らし、ゆとりある教育の充実に資すること。
・ 部活動への教員負担の軽減の支援を更に充実すること。
・ 地元「熱海高校」の魅力度アップに繋がる具体的な支援を。
・ 郷土の歴史・文化・芸術をさらに掘り起こし、郷土の誇りに繋げる教育を。
・ シニア世代の経験や知識、技能を、青少年育成により活かすことの出来る環境や機
会づくりを。
7. 公営企業三事業の安定経営のための諸施策を(3)

・ 水道事業会計の持続的な健全化の為に、県水受水費の削減について、計画を持って
取り組み、併せて、 既存水源の活用拡大と休止水源の再活用の促進すること。
・ 下水道供用区域の見直しと供用区域の利用促進。
・ 熱海のシンボルの温泉施設の老朽化の改善と耐震化の促進をすること。
8. その他(9)

・ 凍結している市民ホールの建設予定用地について、防災倉庫等の有効活用を。
・ 市民の安全のため、消防団員・交通指導員の人員確保を進めること。
・ 特殊詐欺等の犯罪への対応の為、市民安全条例の改正又は新たな条例の制定を。
・ ごみ処理広域化についての調査・検討を積極的に進めること。
・ 河川清掃における関係町内会の負担を無くし、直営業者への委託(県)。
・ 市職員の時間外労働の制約による働きやすい職場環境の充実。
・ 旧梅園荘の解体及び、土地の有効活用を。
・ 地球温暖化防止に関わる実効性のある施策の充実。プラスチックごみ減量の観点か
ら、指定ゴミ袋に10リットルを加え、レジ袋に活用の検討を。
・ 今日の複雑多岐にわたる地方自治体における議員の政策提言力・資質向上に資する
為の財政措置を。
以上

橋本かずみプロフィール

橋本一実(はしもと・かずみ)
1964年(昭和39年)10月20日生まれ、58歳
家族:母、妻、1男2女
住所:静岡県熱海市清水町5-17
●静岡県立熱海高校卒業(1982年度卒)
●株式会社東海プランニング代表
●熱海市交通指導員(2002年~)
●熱海市バドミントン協会会長(2008年~)
●熱海高校同窓会みどり会会長(2017年~)
●熱海ワイズメンズクラブ会員(1998年~)
●熱海コンパニオン協会会長(2018年~)
●熱海コミカレねっとわーく会長(2020年~)
【公職・政治歴】
●2002年9月:熱海市議会議員初当選
●2003年4月:熱海市議会議員再選
●2007年4月:熱海市議会議員3選
●2010年10月:静岡県議会議員初当選
●2011年4月:静岡県議会議員再選
●2014年5月:静岡県議会厚生委員長
●2015年6月:衆議院議員秘書
●2019年4月:熱海市議会議員4選
●2020年6月:熱海市議会第83代副議長

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