平成26年静岡県献血推進大会が静岡市駿河区にある静岡県コンベンションセンターグランシップ11階「会議ホール風」にて開催されました。
私は厚生委員長として招かれ、僭越ながら伊藤育子県議会副議長、静岡県市長会の石原茂雄御前崎市長とともにステージ上に座らせていただきました。
厚生労働大臣表彰、厚生労働大臣感謝状、知事褒章、日本赤十字有功章、支部長感謝状が授与されました。
伊藤育子副議長の祝辞では、「献血に御協力いただいている皆様、血液事業に携わっておられる皆様には日頃から血液の安定的な確保のため、多大なご尽力を賜っておりますことに心より感謝申し上げます。また、長年にわたる献血、並びに献血推進活動のご功績により、表彰の栄に誉されました皆様、本日は誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げますとともに今後も更なるご活躍をお願い申し上げます。さて、生体の機能を維持するために欠かせない血液成分が病気・ケガ・手術時の出血などで失われ、補充が必要となった時、皆様の善意の献血を原料とした血液製剤を使って治療が行われ多くの人命が救われております。しかしながら国内需給が叶わず海外依存する製剤がございますことは、何らかの事情により海外からの供給がストップするかもしれないと言った大きなリスクを伴っております。血液法の基本理念である無償の献血による血液製剤の国内需給を目指して関係の皆様には今後とも一層のご尽力を賜りますことをお願い申し上げますとともに、県議会と致しましても引き続き血液事業の推進に支援を続けて参りたいと考えております。結びにこの大会を契機に献血運動の輪が大きく広がることをご期待申し上げますとともにご出席の皆様の益々のご活躍ご健勝を祈念いたしましてお祝いの言葉と致します。本日はご盛会誠におめでとうございます。と述べられ、続いて、静岡県市長会の石原茂雄御前崎市長の祝辞、私もご紹介いただきました。
誓いの言葉では、御殿場西高等学校の生徒役員のお二人が、「私たちの学校では、年に6回、献血の日を実施しています。昭和52年に始まった献血は38年間も続いています。先輩方から引き継いだ素晴らしい誇りある伝統行事です。“見知らぬ誰かにあげたい御西高の献血”と、全校生徒に呼び掛けをしてきました。平成20年度には、総計3万人を突破しました。私たちの気持ちを伝えた詩をご紹介いたします。当時の保健委員長、荒木愛さんの作品です。」
『3万人分の想い』
見知らぬ誰かにあげた
あなたのその優しい心が
見知らぬ誰かの
健康をつくり
笑顔をつくり
未来をつくり
そして
優しい輪をつくります
3万人分の献血が
もっとたくさんの人を
優しい輪で繋いでゆきます
私たちの学校の校訓は、誠実・友愛・勇気です。高校生として、一人の誠実な人間として、健康で友愛の心を持ってできる献血は、ごく自然な活動の一つです。私たちのほんの少しの勇気をだしてできる助け合いの活動です。人の苦しみや絶望感を少しでも和らげ希望をもち命を繋げていけたら、どんなに素晴らしいことでしょう。今後も全校体制で、献血活動を推進し伝統を後輩たちに繋げていきたいと思います。
この大会を通じ、たくさんの方々に献血の重要性、必要性を理解していただき、献血運動が更に発展し、より多くの命が救われることを強く願い、本大会の誓いのことばとさせていただきます。
平成26年7月22日
平成26年度静岡県献血推進大会参加者代表
御殿場西高等学校
杉山希望
霍本有紀