ここまで経済がひっ迫した中で消費税10%の議論はやはり唐突過ぎだった。
それでも皆様のおかげで静岡県選挙区では県連と党本部との間で色々ありましたが民主党公認候補2名のうち藤本祐司氏を当選させることができました。
比例区では氏名も記入できる選挙制度自体の理解がまだ周知徹底されていないと感じる中、候補者多数の中で土田博和氏を応援致しましたが残念ながら当選には至りませんでした。
昨年8月30日に政権が交代して、まだ1年も経過していないのに信頼を失いつつある民主党の現状、いくら地方議員の地道な政治活動を続けても、熱心に選挙活動をおこなっても「一言」で流れが変わってしまう。
つくづくそう感じた選挙でした。
政治の信頼を取り戻そうと決意し議員になり、前進したり後進したりの連続、「一難去ってまた一難」とこぼしたこともありましたが、今は辛抱の時と我慢してきました。
政治と金の問題等、国民の失望も十分理解でき、党から離れることも事実考えましたが、その行動で何かが変わるということもないでしょうし、今は地域の声をしっかり国に伝えること説明不足であるマニフェストの進捗状況や新たに取り組む政策なども我々地方議員がひざを突き合わせて市民に説明することが大切であり、今の私の使命であると考えました。
菅直人首相になり、支持率は回復したものの御祝儀的なものであり、すぐに急降下することは予測できましたが、まさかここまで早いと思いませんでした。
それほど国民の生活は厳しいということでしょう。
準備不足で深海からいきなり水面に上がってきた魚のように浮き袋が飛び出て瀕死の状態だと報道番組で誰かが言ってましたが、そう言われても仕方ないのかもしれません。
この結果を謙虚に受け止めて、今後政府と民主党本部には丁寧な政権運営を進めていただき、私たち地方議員も国民の声にしっかり耳を傾け信頼回復に努めなくてはなりません。
※画像は昨年国土省に伺った際、藤本祐司国土交通大臣政務官と記念撮影、2期目の当選を果たし、さらなる今後の活躍に期待します。