昨日の政調会(会派への議案説明会)で箱根・湯河原・熱海・あしがら観光圏のイメージ資料がは配布されました。
観光圏整備法は平成20年7月23日に施行され、複数の観光地(市町村)が連携して、2泊3日以上の滞在が可能な「観光圏」を形成し、観光圏整備実施計画が国の認定が得られると、民間事業者の事業への補助金や旅行業の特例などの支援措置が活用でき、全国で30地域が認定済みです。
法定協議会の概要は行政が神奈川県県西地域2市8町と静岡県熱海市で観光関係団体は圏域内の商工会・商工会議所・観光協会・旅館組合となり、その他民間事業者や市民活動団体などで構成されます。2月の中旬には実施計画が策定され国へ提出される予定です。
示された資料では周遊を促進する広域回遊マップの作成、自然を生かした滞在型プログラム開発などを促進、外国人にも優しい路線バス標識整備や宿泊の魅力を高める灯りの演出などが地図上に記されています。
この観光圏域については当初熱海市はあしがら観光圏から神奈川県の市町だけで平成22年度はやりたいと「ふられた」経緯があり、慌てて伊豆半島の観光圏に連絡すると言った失態を演じたが、伊豆観光圏からも仲間はずれにされて、困っていた状況でしたが、この観光圏の担当する国土交通大臣政務官の藤本祐司参議院議員のフォローもあって、急遽複数県をまたぐことが望ましいと言うことになり、熱海市があしがら観光圏へ加入できることが決まりました。
2泊3日以上の滞在可能ということなら本音を言えば箱根や下田といった少し距離があって、近過ぎないほうが望ましいと感じるわけですが・・・広域的連携の能力が試されることになります。