2013年5月14日、熱海市昭和町の起雲閣音楽サロンにて川勝平太知事、榛葉賀津也参議院議員をお招きして県政・国政報告会を行いました。
当日は、地元静岡第6区選挙区選出の渡辺周議員も東京の会議終了後激励に駆け付けてくださるサプライズもありました。
ご承知の通り、6月には静岡知事選挙、7月には参議院選挙が控えていることから少々神経質になる県政報告会となりましたが、現職知事と民主党県連会長という今県内で一番注目されているお二人の登場ということもあり多くの後援会の皆様や市民の皆様に御来場いただきました。
今回は、1部と2部に分けての開催となりましたが、4年前の選挙と違い川勝知事はどの政党の推薦を受けず、党派を超えていわゆる無所属として立候補を表明しており、『ふじのくに!!県民の会』という知事の支援団体主催、私の後援会との共催で実施に至りました。
2部は民主党公認の候補予定者である現在民主党静岡県総支部連合会会長も務める榛葉賀津也参議院議員の国政報告を中心に会を進めました。
まず第1部が始まる前に、またすぐ都内の戻らなくてはならないわたなべ周議員が挨拶に立ち、熱海市のシティープロモーションによる観光PRに触れて「私は自称熱海の応援団持てる人脈を使って熱海をPRしたい。新しいお客さんを呼べるよう、熱海の新たな魅力を発信すべく努めていく」と語りました。
第1部では、ふじのくに県民の会に所属する私の後援会長を務める福井敏幸会長の開会の挨拶でスタートし、支援議員を代表して無所属の山田治雄熱海市議にご挨拶をいただき、会場には村山憲三市議にもお越しいただきました。
また、所用で出席できなかった熱海商工会議所鵜沢精一会頭のメッセージが紹介されました。鵜沢会頭は昨年暮れに開催された川勝知事の出版記念パーティの発起人の一人でもあることから知事に対してエールを送る内容でした。
さて、第1部ははじめに私が県政についてご報告に立たせていただき、新東名高速道の162キロの予定より1年前倒ししての全面開通について、今、熱海のお客様の状況は8割が関東圏、これからは中京圏及び県内の多くの皆様にもこの新東名を利用して伊豆や熱海に来てもらわなければならない、そのための施策推進について、また、川勝知事のマニフェストの検証についても報告させていただき、2月の予算議会で全議員が、知事のマニフェストが反映されている総合計画に基づく予算に賛成したことなどを報告するとともに私達会派が独自に検証し、94.7ポイントの高い評価をしたこと、到底理解できるはずもない自民改革会議の赤点につても、予算に賛成討論まで行っていながら知事に不合格とする矛盾について述べさせていただきました。
また、県政について、なかなか見えにくいということも言われることが多いことから、資料を基に1部と2部に分けて、25年度予算で熱海市に関係する県政の施策の一部を説明させていただきました。
加えて、伊豆半島ジオパークの日本ジオ認定で、熱海市のジオポイントの紹介も行いました。
川勝平太知事は、この4年間十分な仕事ができたかわからないが何と言っても富士山が世界文化遺産になるのは嬉しい。その前に伊豆半島が国内のジオパークになり、2~3年後には伊豆半島は世界のジオパークになる。伊豆半島は世界の公園、世界の宝になる。と述べるとともに、南アルプスの世界エコパークの可能性、浜名湖の絶景に言及したうえで「富士山が世界文化遺産になれば日本は富士の国と言われるでしょうが、ここ静岡県がふじのくにの中心となる」と語り、また、知事ご自身のマニフェストについて、「県民の県民のための県民によるマニフェスト」であり、マニフェスト大賞グランプリを獲得し、「富国有徳の理想郷『ふじのくに』のグランドデザイン」の事項状況を説明。小中学校の1学級35人学級の今年度中の実現、太陽光発電を30万キロワット導入する目標を既に達成し、その他にも前倒しで実施の事例を挙げ、「10年計画であと6年残っているが、後4年でやってしまいたい」とし、「美しく周囲と調和した、危機管理の大切さを教えてくれる富士山のような『ふじのくに』をつくっていきたい」と決意を語ってくださいました。