尖閣諸島の問題等で日中関係が悪化し、その影響で延期されていた中国・浙江省と本県の青年同士の相互訪問が再開され、浙江省の浙江青年友好代表団の一行が22日、本県に到着、昨夜は歓迎レセプションが開催され、文教警察委員会副委員長として参加致しました。
青年団一行は25日まで県内に滞在し、本県の若者とのホームステイなどを通じて交流を深めるということです。
本県と浙江省とは昨年友好提携30周年を祝う記念式典を開催しています。
青年団の相互訪問は3年前から続き、2012年度は本県側が昨年8月に浙江省を訪問しました。
ですが、翌9月に尖閣諸島問題で日中関係が悪化し、浙江省の代表団は10月の本県訪問を取りやめていました。
歓迎レセプションには代表団の中国共産党若手幹部や企業経営者ら18人が出席し、本県側の30歳前後の会社員や公務員らが出席しました。本県側を代表して挨拶に立った大須賀淑郎副知事は「昨年8月の訪問時の温かいもてなしが心に残っている。青年同士の交流は両国の友好に有意義」と歓迎。
朱斌(しゅ・ひん)団長は「静岡県との友情の厚さを感じる。両省県の関係を新しい段階に進めよう」と応じ挨拶しました。また、朱斌団長と大須賀淑郎副知事によって記念品の交換が行われ、両県省青年による余興等も行われました。